
オウンドメディアの制作にかかる費用相場を徹底解説!制作費用を節約する施策も紹介

「オウンドメディア制作や運用は、どの作業にどの程度の費用がかかるのか知りたい」
「オウンドメディア制作や運用を外注する際、費用を節約する方法を知りたい」
集客や採用などを目的にオウンドメディアの運用を検討している企業の担当者や経営者の中には、上記のような悩みを抱えている方が数多くいます。
オウンドメディアの新規立ち上げから運用までにかかる費用は、外注先に依頼する業務内容によって大きく異なるためです。
そこで、この記事ではオウンドメディアの構築から運用にかかる費用相場や節約のポイントを解説していきます。
フラップネクスト式のオウンドメディアの運用を成功させる戦略も紹介しているため、ぜひ参考にしてください。
オウンドメディアの構築にかかる4つの費用
オウンドメディアの制作を依頼するなら、構築にかかる以下の4つの費用を理解しておく必要があります。
上記の費用は、見積り時に記載されている主な制作費用の項目です。
これらの費用がどのような内容なのか理解しておかないと、見積もりに記載されている内容がわからず適切な金額かどうかが判断できません。
オウンドメディア構築の外注を検討している方は、これから解説する各項目費用の内容を理解しておきましょう。
戦略設計費
戦略設計費とは、ブランディングやコンセプト設計などのオウンドメディアを構築するうえで最も重要になる土台の部分を決める費用のことです。
オウンドメディアはユーザーに対して情報を発信するメディアであるため、コンセプトがズレてしまうと自社が求める結果が得られません。
例えば、採用目的でオウンドメディアを制作したのに、コンテンツの内容が自社の商品情報だけでは求める人材は集まらないでしょう。
このようなズレをなくすためにオウンドメディアの制作会社は、以下の内容をヒアリングするケースが多いです。
- 運用の目的
- 商品・サービスの情報
- 想定している顧客層
- 自社の特徴・強み
上記の情報を聞き取ったうえで制作会社は、ペルソナの設定や顧客がサービスや商品を購入するまでの行動を分析したカスタマージャーニーを作成し、それを基にオウンドメディアのコンセプトを決定します。
戦略設計はオウンドメディアの根幹を決めるために重要になる作業であるため、「戦略設計費」として見積りに記載している業者が大半です。
なお、この戦略設計を自社で行うことでオウンドメディアの構築にかかる費用を抑えることができます。
自社に戦略設計に必要なペルソナやカスタマージャーニーを作成するノウハウがあり費用を抑えたいなら、戦略部分だけ自社スタッフだけで行うと良いでしょう。
マーケティング費
マーケティング費とは、戦略設計で決めたコンセプトを基にしたサイトの集客設計や内部流動設計などの作業にかかる費用のことです。
具体的には、競合サイトを分析し次のことなどを細かく調べます。
どのようなサイト構造をしているのか
ユーザーがどのような流入元からサイトにアクセスしているのか
設定したペルソナに届くコンテンツ内容やサイト構造・デザインなどを決める際の作業費になります。
競合サイトの分析なども行い、かなりの作業量がかかるため、外注する際はマーケティング部分の対価も支払う必要があることを覚えておきましょう。
ちなみに、マーケティングも戦略設計と同様にノウハウを持っている人材がいるなら、外注せずに自社で行うことも可能です。
デザイン費
デザイン費はオウンドメディア全体のデザインにかかる費用のことです。
CMSなどのテンプレートがあるソフトウェアを使用するのか、一からオリジナルデザインでサイトを構築するのかによって金額が大きく異なります。
そのため、近年ではオリジナルデザインではなく、コストが抑えられるなどの理由から、Webサイトの構築が簡単にできるソフトウェアのCMS(Contents Management System)を使用するケースが多いです。
特に、オープンソースのWordPressは無料で利用できます。
予算をかけずに制作したいと考える方のほとんどはWordPressを使用しています。
ただし、CMSはオリジナルデザインのオウンドメディアと比較すると自由にサイトをデザインすることができない欠点もあります。
十分な予算がありデザインにこだわりたい場合は、オリジナルデザインの依頼をおすすめします。
コーディング費
コーディング費は、HTMLやCSSを使って設計した仕様通りに動くオウンドメディアを制作するためにかかる費用です。
デザイン費と同様にCMSを使用することで、コーディング費用を抑えられます。
しかし、CMSはコストを抑えられますが、そのまま使用すると機能が限られてしまい、ユーザーが利用しにくいオウンドメディアになってしまう可能性が高い点に注意が必要です。
仮にCMSを利用して機能を充実させようとすると、カスタマイズする作業が必要になるため、コーディングにかかる費用が増加します。
コーディングは使用するソフトウェアや依頼する実装内容などによって金額が大きく変動しやすいです。
外注する際は事前に見積もりをとって費用を確認しましょう。
オウンドメディアの運用にかかる3つの費用
オウンドメディアはただサイトを構築するだけでは意味がありません。
自社が情報発信するコンテンツを配信し、運用しなければ集客などの目的を達成できないためです。
オウンドメディアを構築した後は運用するために以下の3つの費用がかかります。
上記の費用について解説するので、オウンドメディアを制作し運用することを考えている方は参考にしてみてください。
運用費
運用費とは、サーバー代やドメイン代などの初期費用やオウンドメディアを維持するためにかかる費用のことです。
具体的には、以下の費用がかかります。
- 自社の商品やサービスの宣伝や集客にかかる広告費用
- システム保守費用などのオウンドメディアの運営管理にかかる費用
- サーバーやドメインなどの費用
ただし、広告費用に関しては、オウンドメディアの認知度が高まり、SEO対策などによって上位表示されるようになれば必要ありません。
他の費用はオウンドメディアを運用している限り、支払い続ける必要がある費用です。
できるだけ予算を多く確保しておくようにしましょう。
ちなみに、広告費用やシステム保守は自社で内製するか外注するかによって維持費が異なります。
自社の状況や戦略に応じて最適な方法を選択するようにしてください。
コンテンツ制作費
オウンドメディアのコンテンツ制作費用には、主に以下の費用がかかります。
- 記事・動画の制作費用
- 写真撮影費用
- ディレクション料
ただし、上記の費用は必ずかかるわけではなく、作成するコンテンツの内容によって必要な費用が異なります。
例を挙げると、記事型コンテンツと動画コンテンツでは、次のように相場が異なります。
記事 | 1本:数千〜3万円程度 |
---|---|
動画 | 1動画:15〜30万円程度 |
依頼するコンテンツ内容に応じて予算を決めておく必要があります。
ちなみに、コンテンツ制作費を抑えたい場合には次の2つの方法があります。
方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
フリーランスに依頼 | 記事制作の場合1文字1円程度と安値で依頼ができる | 成果物の水準にバラつきがある 飛んでしまう場合がある |
自社で作成 | リソースさえ確保できればコストがかからない | ノウハウと知見が必要 |
フリーランスのライターなどにコンテンツ制作を依頼する場合には、実績や制作物を確認して実力を把握してから依頼するようにしてください。
自社でコンテンツ作成を行う場合は自社スタッフだけで高品質なコンテンツを作成できるのかをよく見極めたうえで判断するようにしましょう。
上位表示される記事の作成方法が知りたいときには、ぜひお気軽にフラップネクストにご相談ください。
分析調査費
分析調査費とは、構築したオウンドメディアの「PDCAサイクル」を回すためにかかる費用です。
実際にコンテンツを配信した後に分析をせず放置してしまうと、ユーザーにアクセスしてもらえずCVRが改善できません。
「どのチャネルから流入」があり、「どの記事が読まれているのか」などのさまざまなユーザー行動を把握したり、以下のような分析調査が必要になります。
- コンテンツ評価レポート
- SEOレポート
- コンテンツ改善提案
- 動線改善提案
上記の分析を実施しながらPDCAサイクルを回し続けるためには、ノウハウや専門的な知見が必要です。
このため、多くの会社では外注することになるでしょう。
とはいえ、分析調査を外注する場合でも、自社に専門の担当者を作るなどの体制を整えておくことをおすすめします。
すべて任せてしまうと外注先がどのような作業を行っているのかなど、現状が把握できず費用対効果あるのかを見極められなくなってしまうためです。
オウンドメディアはすぐに成果が出るものではなく半年程度かかるケースも多いため、自社でも継続して運用できる体制を構築しておきましょう。
オウンドメディアの制作にかかる費用相場
前述したようにオウンドメディア制作にかかる費用は、大きく分けると以下の2つの費用がかかります。
ここでは、上記の2つの費用相場について解説します。
オウンドメディアを制作して成果を得たいと考えている方は、どの程度の予算が必要となるのかを把握しておいて下さい。
オウンドメディアの構築にかかる費用相場
オウンドメディアの構築にかかる費用相場は以下の表の通りです。
費用項目 | 費用相場 |
---|---|
戦略設計・マーケティング費 | 10〜30万円 |
デザイン・コーディング費 | 30〜400万円 |
上記の表を見ると分かる通り、オウンドメディアを立ち上げるためにかかる費用は、「40〜430万円」と金額の幅が大きくなっています。
サイトのデザインやサイト機能によって費用が大きく異なるためです。
そのため、デザインや機能にこだわればこだわるほどオウンドメディア構築にかかる費用が高額になることは理解しておきましょう。
オウンドメディアの運用にかかる費用相場
オウンドメディアの運用にかかる費用相場を以下の表にまとめたので、外注先に運用を依頼する際の参考にしてください。
費用項目 | 価格相場 |
---|---|
運用費 | サーバー・ドメイン費用:数千〜5万円 システム保守費用:1万〜数十万円 |
コンテンツ制作費 | 数万〜数百万円 |
分析調査・改善費用 | 月額10〜30万円 |
上記のように運用を依頼する際もまとまった資金が必要です。
ただし、配信するコンテンツの量や外注する範囲、どこまで質にこだわるかによって費用が異なります。
例えば記事制作を外注する場合でも、以下の内容によって費用が変動するのです。
- 月に何本の記事を投稿するのか
- 専門的な知見のある監修者にチェックを依頼するのか
- 記事の中にオリジナルの図解を入れるのか
- YouTube動画などを作成し記事に入れるのか
できるだけ予算を抑えたい方は「自社でできる内容」を事前に把握したうえで、対応が難しい部分を依頼すると良いでしょう。
ちなみに、SEOの効果が現れる前に、リスティング広告を運用しオウンドメディアの知名度をあげたいときには、広告費もかかります。
このため、オウンドメディアを立ち上げる際は構築費だけでなく運用費にどの程度の予算を確保できるのかも把握しておくようにしてください。
SEOコンサルに依頼した場合にかかる費用を解説した記事もあわせてご確認ください。
オウンドメディアの費用に関する3つの注意点
オウンドメディアの費用に関する注意点は以下の3つです。
上記の注意点を押さえておくことで、オウンドメディアの制作に失敗したという事態を防ぐことができます。
オウンドメディアの制作を成功させたい方は、これから解説する内容をよく理解しておくようにしましょう。
費用削減を優先し無理に自社で対応することは避ける
オウンドメディア構築や運用をどこまで自社で対応し、外注するのかによって費用は大きく異なります。
例えば、オウンドメディアを構築するために必要な戦略設計や競合調査などのマーケティングを自社で行った場合、外注するよりも「10〜30万円」程度の費用を節約することが可能です。
このように、自社で対応できる範囲が増えれば増えるほど、オウンドメディアにかかる費用を節約できます。
しかし、「コストをかけたくない」という理由から人材を確保せず安易に自社で対応することはおすすめできません。
効果を得られずリソースとコストだけがかかり、プロジェクト自体が頓挫してしまうこともあります。
自社で一部を対応する場合は、知見があり対応できる人材のリソースを確保したうえで実行しましょう。
フラップネクストでは、貴社で内製化が図れるよう、ノウハウを提供し支援することも可能です。
貴社の予算に合わせ利益を最大化できる、オーダーメイドの実行支援を提供しております。
ぜひ一度お気軽にご相談ください。
自社で構築・運用しても費用はかかる
オウンドメディアは人材さえ確保できれば構築から運用をすべて自社で対応できます。
当然、制作会社などに依頼する必要がないため、外注費用はかかりません。
しかし、外注費用がかからないだけで人件費などの人的コストは必要です。
例えば、以下のような人材が必要になります。
- マーケティング戦略を立案するマーケター
- サイトを構築するエンジニア
- コンテンツを作成するライター・編集者
最低でも4人程度の人材が必要となるため、人数分の人件費が必要になることを理解しておきましょう。
また、マーケターやエンジニアなどの人材が自社にいない状態で自分達だけでオウンドメディアを制作しようとした場合、人材を雇用したり社員を育成したりする必要があります。
結果的に外注費用よりも高額になる可能性もあるのです。
自社でオウンドメディアの構築から運用することを検討しているなら、人件費や採用費などがいくらかかるのかを把握したうえで、本当に人材を確保して対応する方法が最適なのかを見極めるようにしてください。
費用が安いという理由だけで業者を選ばない
オウンドメディアの構築や運用を外部に依頼を検討している方は、費用が安いという理由だけで業者を選ばないようにしてください。
費用だけで選んでしまうと対応できる範囲が少なかったり、サポート内容が充実していなかったりして、オウンドメディアの効果を最大化することができなくなってしまう可能性が高いためです。
例えば、費用の安いフリーランスに依頼した場合、戦略設計やマーケティングに関して十分な知見を持っていないこともあります。
その場合、上位表示を獲得したとしても一向に利益につながらなかったり、上位表示させることすらできなかったりすることも。
上記のような失敗をしないためにも、費用以外にも以下の内容を確認するようにして下さい。
- どのような業務に対応できるのか
- 目標から逆算した戦略設計ができるか
- 実績が豊富にあるのか
- 事例の確認ができるのか
- 担当者の対応は迅速なのか
上記のポイントを確認したうえで、依頼を検討している外注先が本当に最適なのか判断するようにしましょう。
オウンドメディアの制作費用を節約する方法
オウンドメディア制作には多額の費用がかかるケースが多いうえに成果を得るまでに時間がかかるため、運用コストも高額です。
オウンドメディア制作にかかる費用を節約したいと考えているなら、以下の3つの方法を活用するのがおすすめです。
上記の方法について詳しく解説するので、オウンドメディアにかかる費用を節約するための参考にしてみてください。
計画的にコンテンツを制作する
オウンドメディア制作にかかる費用を節約する方法としておすすめなのが、「計画的にコンテンツを制作する」ことです。
具体的には、次の2つを実行し記事の乱立を防ぎましょう。
- 異なるキーワードなのにニーズが同じキーワードを精査
- CVしやすいキーワードから優先してコンテンツ作成
次のように異なるキーワードなのに、本質的なニーズが同じキーワードがあります。
それぞれのキーワードでコンテンツを作成してしまうと、同じ内容の記事を2つ作成してしまいその分費用が割かれます。
また、1つのサイトに内容が重複したコンテンツがあると、Googleからの評価が下がり、検索順位も下落してしまいます。
他にも、作成する記事に優先順位をつけることも大切です。CVしやすい(売上に直結しやすい)キーワードから優先しコンテンツを作成しましょう。
ただし、オウンドメディアの戦略設計やSEOに知識がない場合、上記の作業を的確に行うことは難しいです。
その場合は、コンテンツの設計やキーワードの選定は外注した方が結果的に節約できます。
外注に依頼する範囲を厳選する
外注先に依頼するオウンドメディア制作や運用にかかる工程が少なければ少ないほど費用を抑えることが可能です。
すべて丸投げするのではなく、以下の工程から自社で対応できる範囲を決めると節約できます。
- 戦略設計・マーケティング
- デザイン・コーディング
- 運用費
- コンテンツ制作費
- 分析調査費
ただし、オウンドメディア制作や運用の工程の中には、専門的な知識や経験が必要となる作業も多いです。
知見がない場合には、内製化に向けてサポートしてくれる外注先を選定しましょう。
最初は制作会社と二人三脚で運用しながら社内にノウハウを蓄積し、最終的には内製化する方法が最もコスパの良い手段です。
フリーランスへの依頼を検討する
制作会社ではなくフリーランスに依頼することでコストを節約することが可能です。
しかし、オウンドメディア制作の対応をしている個人の方は数多くいるため、信頼できるフリーランスを探すのは容易ではありません。
特に手頃な費用で実力のあるフリーランスは、すでに多くのクライアントと案件を抱えています。
そのため、依頼することが難しいケースが多いです。
手の空いていそうなフリーランスに安易に依頼をしてしまうと、実力がなく成果がでないオウンドメディアになってしまう可能性も高いでしょう。
フリーランスを選ぶ際は以下を実施することで失敗を防ぐことが可能です。
- 第三者からの評価や評判を確認
- 実績を提供してもらう
- 信頼できる知り合いから紹介してもらう
オウンドメディアの新規立ち上げと運用にかかる費用をシミュレーション【フラップネクストの事例】
フラップネクストのオウンドメディアの新規立ち上げと運用にかかる費用のシミュレーションを3つ紹介します。
オウンドメディアの新規立ち上げと運用の依頼を検討されている方は参考にしてください。
ケース1:社内に知見とリソースがない場合
自社にオウンドメディア新規立ち上げの知見とリソースがない場合、構築から運用をすべてフラップネクストが対応させていただくことになります。
このケースでかかる費用は以下のとおりです。
費用項目 | 金額 |
---|---|
オウンドメディア用サイト制作費用 | 50万円〜 |
運用のコンサルティング費用 | 20万円(月額) |
コンテンツ制作費用 | 3万円(1記事) |
例えば、1ヶ月5記事投稿する想定の場合、オウンドメディアを制作した初月は「85万円」かかります。
一方で、1ヶ月1記事投稿のみをフラップネクストに依頼した場合は初月にかかる料金は「73万円」になるため、上記の例よりも安く費用を抑えることが可能です。
このように、コンテンツの投稿数によって費用が変動します。
ケース2:知見はあるが社内にリソースがない場合
自社に知見はあるが社内にリソースがない場合のシミュレーションは以下のとおりです。
費用項目 | 金額 |
---|---|
オウンドメディア用サイト制作費用 | 50万円〜 |
コンテンツ制作費用 | 3万円(1記事) |
オウンドメディアについての知見を保有されているため、運用のコンサルティングは必要ないことが予想されます。
例えば、1ヶ月5記事投稿する想定なら、オウンドメディアを制作した初月はコンサルティング費用を除いた「65万円」になり、全てを依頼するよりも費用を抑えられます。
ただし、上記の費用はオウンドメディアのサイトに搭載する機能や構成などによって費用が変わってくるため、あくまでも目安と捉えていただけたら幸いです。
ケース3:社内に知見がないがリソースが余っている場合
自社に知見がないがリソースが余っている場合にかかる費用は以下のとおりです。
費用項目 | 金額 |
---|---|
オウンドメディア用サイト制作費用 | 50万円〜 |
運用のコンサルティング費用 | 20万円(月額) |
オウンドメディアを制作した初月は「70万円」かかります。
しかしコンテンツ制作に自社の人材を利用できるため、その後はコンサルのみの月額「20万円」です。
フラップネクストならば、自社の人材がコンテンツを制作できるだけの実力がない場合にもノウハウを提供しサポートいたします。
貴社の課題や予算に合わせてオーダーメイドの支援を実行いたしますので、お気軽に現状の課題をご相談ください。
オウンドメディアの運用を成功させる3つのポイント【フラップネクスト式成功戦術】
オウンドメディア運用を成功させるためには以下の3つのポイントを理解しておくことが重要です。
フラップネクストのノウハウを交えながら解説するので参考にしてみてください。
目的・ターゲットを明確に設定する
オウンドメディアのコンテンツを制作する際は、オウンドメディアを制作する目的を明確にしましょう。
運用する目的は集客や採用など数多くあるため、それらをきちんと定義しておかないとメディアの方向性が定まりません。
目的を明確にすることで、はじめてターゲットを定めることができます。
ターゲットを定められれば、訴求方法を決めていくことが可能です。
また、目的を明確にすることは、チームメンバーの熱意を維持することにもつながります。
ターゲットのニーズからキーワードを選定する
オウンドメディアの記事を作成する際は、ターゲットのニーズを調査し、キーワードを選定することが重要です。
ニーズからキーワードを選定しないと、いくら検索順位上位を獲得しても、次のように利益につながらないユーザーからのアクセスとなってしまいます。
<目的:自社ECサイトで販売する化粧品の売上をアップしたい場合>
KWの例 | 検索意図(ニーズ) | 目的の達成 |
---|---|---|
乾燥肌 化粧水 安い | 乾燥肌におすすめで安い化粧水を知りたい(買いたい) | 購入を検討している段階のKWのため上位表示されることで達成できる |
化粧水 成分 | 化粧水にはどんな成分が含まれるのか知りたい | 購入を検討している段階ではないユーザーが多いため難しい |
このような事態を避けるためにもユーザーニーズを把握してキーワードを選定してください。
ちなみに、キーワード選定はカスタマージャーニーを作成して選ぶ方法がおすすめです。
次のように目標達成までのユーザーのニーズをカスタマージャーニーに落とし込むことで、最適なキーワードが見つかります。
<目的:自社ECサイトで販売する化粧品の売上をアップしたい場合>
なお、カスタマージャーニーをもとにキーワードを選定する方法については、以下の動画でもフラップネクスト代表の山崎が解説しています。
中長期視点で運用できる体制を構築する
オウンドメディアは開設してすぐに効果が出るものではありません。
成果が出るまでに半年から1年以上かかることもあるため、継続して運用できる体制を構築する必要があります。
そのため、運用を始める前にプロジェクトチームを立ち上げて継続的にオウンドメディアを運用できる体制を整えておくようにしてください。
オウンドメディアの成功事例【月間問合せ数100件達成!フラップネクストの事例】
フラップネクストが支援を行い、オウンドメディアの月の問合せ件数が100件を達成した成功事例を紹介させていただきます。
事例の成功要因は「問い合わせにつながりやすいキーワードを見つけ出して、そのキーワードを基にコンテンツを作成した」ことです。
具体的な手順は、以下になります。
- プログラマーなどターゲットが検索するビックキーワードをツールなど利用して見つける
- 見つけたキーワードの中から競合の少ない「アプリエンジニア 初心者」などのミドルキーワードを厳選する
- 「アプリエンジニア 初心者 求人」より問い合わせにつながるキーワードを厳選する
このように、フラップネクスト式の方法でキーワードを選定しユーザーに刺さるコンテンツを制作したことで、大きな成果を達成できました。
以下の動画でも本事例のポイントについてフラップネクスト代表の山崎が解説しています。
オウンドメディアの制作運用費用に関するよくある質問
オウンドメディアの制作運用費用に関するよくある質問は以下のとおりです。
上記の疑問について回答していくので、参考にしてみてください。
オウンドメディアのポジショニングを依頼したい場合の費用は?
ポジショニングは、競合と差別化をはかり、自社の優位性を明らかにする戦略設計部分に該当します。
そのため、構築〜一部運用までの費用がかかることが予想されます。
オウンドメディアの費用対効果は?
オウンドメディアは、一度構築すれば高い費用対効果を得られます。
そのためには、戦略設計を行い、費用対効果を高めるためのポイントを押さえながら運用することが大切です。
オウンドメディアの費用対効果の計算方法や、費用対効果を高めるポイントについて解説した記事をあわせてご確認ください。
費用相場を理解して自社に合ったオウンドメディアを制作しよう
オウンドメディアにかかる費用は、構築と運用に分けることができます。
各工程の費用相場は以下の表のとおりです。
オウンドメディアの構築にかかる費用相場を以下の表にまとめたので確認してみてください。
費用項目 | 費用相場 |
---|---|
戦略設計・マーケティング費 | 10〜30万円 |
デザイン・コーディング費 | 30〜400万円 |
運用費 | サーバー・ドメイン費用:数千〜5万円 システム保守費用:1万〜数十万円 |
コンテンツ制作費 | 数万〜数百万円 |
分析調査・改善費用 | 月額10〜30万円 |
オウンドメディアの構築や運用を依頼する際は、上記の表を参考に、自社の状況や戦略に応じて最適な方法を選択するようにしましょう。
フラップネクストでは、SEO対策をメインに貴社の事業課題を解決します!
「事業目標達成のために必要な施策を教えてほしい」
「自社サイトへのアクセス数をどのように増やせばよいかわからない」
「狙ったキーワードで上位表示ができない」
そんな課題に対して、専門のコンサルタントが事業目標から逆算して最短で成果に繋がる施策を提案します!
貴社の課題を分析した上でオーダーメイドの施策を、WEBに詳しくない方でもわかりやすくお伝えします。
オウンドメディア構築・運営支援サービス【Strategic Media】

株式会社フラップネクストのオウンドメディア構築・運営支援サービス【Strategic Media】では、お客様のメディアにフラップネクストのメディアチームが入り、貴サイトのゴール設定から記事制作、効果検証、リライトまでを一貫してサポートいたします。
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