SEOの内部対策とは?特に効果的な施策20項目の実施方法を紹介
「SEOの内部対策って一体何をすればいいのかな?」
「SEO内部対策について、やるべきことのリストや確認方法を知りたい」
このような悩みをかかえている方も多いのではないでしょうか。
SEO内部対策は、それぞれの項目は簡単でも対策するべき数が多いため、実施には時間と根気が必要です。
また、SEOの基準の改定などで常に最新の対策を求められます。
そこで今回は、SEO内部対策について初心者にもわかりやすく解説します。
必須のSEO内部対策20個を厳選してリストアップしているので、実施すれば内部対策はバッチリです。
内部対策をスムーズにするためのツールもご紹介しており、ほかの記事にはない貴重な情報があります。
SEO内部対策の実施を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
SEO内部対策とは?
SEO内部対策はSEO施策の1つで、Googleなどの検索エンジンの特性に合わせてサイトの中身の対策をすることです。
検索エンジンは、世界中のサイトを巡って情報を収集し、分類して順位付けをします。
SEO内部対策は、この情報収集(クロール)と分類(インデックス)をやりやすくして、検索エンジンの評価を上げることがおもな目的です。
SEO内部対策では3つの対策をします。
- クロール対策
- インデックス対策
- ユーザビリティ対策
この3つの対策を行えば、検索エンジンがサイト内部の情報をもれなく拾い上げ、正しく評価してくれます。
SEO内部対策と他のSEO施策との違い
SEO施策は3つの柱からなっています。
- コンテンツSEO(記事品質の向上)
- SEO内部対策(サイト内データの整理・改善)
- SEO外部対策(被リンクの獲得)
最も重要なSEO施策はコンテンツSEOです。
ブログ記事や商品の宣伝など、サイト内の情報の質を高めます。
コンテンツSEOについては、SEOに強い記事の書き方で詳しく説明しています。
SEO外部対策は、公開しているコンテンツが、他のサイトから良い情報・良いサイトだと評価され、リンクを張って紹介してもらうようにする対策です。
自社のサイトが他のサイトでURLつきで紹介されることを被リンクといいます。
たくさんの被リンクがあると、検索エンジンはそのサイトの価値が高いと判断します。
SEO内部対策は、サイトの中にクローラーを呼び込みやすく、ユーザーにとって利便性が高いサイトにする対策です。
どのような対策をすれば良いかは、Googleのガイドラインに示されています。
内部対策の担当者になったら、必ず目を通しておくべき情報です。
参考:Google検索セントラル_ウェブマスター向けガイドライン
SEO内部対策が必要な理由は?得られるメリット
内部対策は、自社サイトの検索順位を上げるために欠かせないSEO施策です。
実施するとサイトに多くのメリットを生みます。
クローラーの巡回がスムーズになる
クロール対策を行うことでクローラーがサイト内を効率よく巡回し、あなたのコンテンツをもれなく収集してくれます。
クロール対策をしていないと、クローラーがサイトのコンテンツを認識してくれないといったことも起こります。
例えば、サイト内にリンク切れがあるとクローラーはそこで巡回を止めて帰ってしまい、そこから先の記事を収集してくれません。
どんなに良質なコンテンツをサイトにアップしても、検索エンジンに登録されなければ公開されていないも同然です。
一方で、サイト内に良質なコンテンツがあれば、内部対策をするだけで検索上位を獲得でき検索流入を増やせます。
インデックスされやすくなる
SEO評価を受けるためには、検索エンジンにコンテンツの内容を登録して貰う必要があります。
内部対策をしていない記事では、コンテンツ内容が正しく理解されず、価値のないコンテンツとしてインデックスされないことも出てしまいます。
「せっかくページを公開したのにインデックスされない・・・」という担当者の嘆きもよく聞きます。
インデックスされていないと、そのページはいつまでもSEO評価を受けられないままです。
このような事態を避けるために内部対策が重要になってきます。
コンテンツ内容を正しくクローラーに理解してもらい、狙ったキーワードで検索エンジンに登録されるようにするための対策をしていきます。
インデックス対策をすることで、公開したページは速やかにインデックスされてSEO評価を受けられます。
ユーザビリティが向上する
内部対策には表示速度の改善や、モバイルでの表示を改善する施策も欠かせません。
これらの対策を行うことで、Googleからユーザーフレンドリーなサイトだと認識され、検索順位が上がります。
同時にユーザーもストレスなくサイトの情報に触れられるため、離脱を防ぐこともできます。
近年ではモバイルユーザーの利便性が特に重要視されており、モバイル環境下でのユーザビリティが求められます。
SEO内部対策1|クローラー巡回対策8項目
SEOの内部対策でまずやることは、クローラーにサイトを巡回してもらい、集客の要となるコンテンツを登録してもらうことです。
ここではクローラーを呼び込み、サイト内のコンテンツをくまなく収集してもらうための内部対策8項目をご紹介します。
くずリストを設置する
パンくずリストは、サイトを訪れたユーザーの現在位置と辿ってきたルートを示す役割を担っています。
パンくずリストの語源は、童話のヘンゼルとグレーテルで、話中で兄妹が森の中で迷子にならないようにパンくずを巻きながら歩いたことに由来します。
ページ上部やフッターなどに下記のように表示され、現在どこのページにいるのかが視覚的にわかります。
トップページ(HOME)>メインカテゴリ>サブカテゴリ>コンテンツタイトル
パンくずリストはリンクにもなっていて、カテゴリトップやページトップへ一瞬で戻ることもできます。
クローラーはパンくずリストを読むことが出来るので、ページ同士の繋がりやカテゴリなどを関連付けながら収集してくれます。
パンくずリストにはいくつか種類があり、サイトの構造によって使い分けます。
パンくずリストの種類 | 特徴 | 向いているサイト |
---|---|---|
位置型 |
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属性型 |
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パス型(履歴型) |
|
|
パンくずリストを設置すれば、クローラーがサイト内のどの階層にいるのか、どのようなルートを辿ってページに来たのかがわかります。
体系的にサイト構造が理解されるので、検索にもユーザビリティにも貢献します。
サイト構造を最適化する
サイト内に追加したコンテンツが無秩序に散らばっていたりしませんか?
このような状態だと、クローラーはページにたどり着けません。
ページの数やコンテンツの数が多くなると、ユーザーは目的のページにたどり着けなくなり別のサイトへ移ってしまいます。
サイト構造を以下の観点からグループ分けしてまとめていきます。
- サイトの最終的な記事数
- カテゴリの数とカテゴリのコンテンツボリューム
- 関連記事のリンク
サイトの最終的な記事数は、集客に必要なキーワード数や目標PV数に合わせて、立ち上げの時点で決めます。
すでに記事があるときは、記事を闇雲に増やさずにすべてのページを整理して、サイトの構造を簡単で使いやすいものに変えていきましょう。
サイト運営中は、ツリー図やマインドマップなどを使ってサイト内の構造を視覚的に把握し、常に管理していきましょう。
また、関連コンテンツを内部リンクでつなぎ、正しい階層構造にすることも重要です。
XMLサイトマップを活用する
企業のオウンドメディアやCEサイトは、どんなに工夫してもサイト構造は複雑になりがちです。
そのようなサイトでは、XMLサイトマップを作成し、検索エンジンにサイト構造を伝えます。
通常、新しくサイトに追加されたページは、クローラーが回ってくるまでに時間がかかります。
しかし、XMLサイトマップを更新し、ページの情報を検索エンジンに伝えることで、クローラーが回ってきやすくなります。
サイトマップがあると、クローラーはサイトマップをもとにサイトを巡回するので、ページの取りこぼしが減ります。
クロールされないページがゼロにはなりませんが、SEO評価がマイナスになることはありません。
XMLサイトマップを積極的に設置しましょう。
URLをわかりやすくする
CMSによって自動生成されたURLをそのまま使用してはいませんか?
URLを短くわかりやすくするだけで、クローラビリティとユーザビリティが上がります。
また、URLにキーワードを盛り込むこともSEOに有効です。
- 目で見て内容が理解できる
- アンダーバー(_)ではなくハイフン(ー)でつなぐ
- 余計なパラメータを入れない
一度コンテンツを公開してインデックスされてしまうと、サイトページのURLを変えるのは非常に困難です。
コンテンツ作成日やサーバーやCMSのIDなど余計な情報がURLに入らないように初期設定をしましょう。
robots.txtの管理
robots.txtは、クローラーのサイトの巡回を制御するために設置します。
重要度の高い記事に優先してクロールさせることで、SEO記事の掲載が早くなるメリットがあります。
robots.txtには、2つの役割があります。
- クローラーに巡回しなくていいページを伝える
- サイトマップのURLを伝える
サイト内にはSEOに貢献しない記事や、検索順位に関係ないコンテンツなどもあるでしょう。
そのような記事にrobots.txtを設置し、クローラーの巡回対象を減らすことができます。
ただし、robots.txtを設置したら必ずクローラーが巡回せず、インデックスされないわけではありません。
インデックスを拒否したい場合は、noindexタグを設置するなどの別の対策をしてください。
また、robots.txtを設置してもサイトを訪れたユーザーはページ閲覧が可能です。
内部リンクを最適化する
内部リンクは、サイト内の関連コンテンツをつなぐリンクのことです。
内部リンクを設置するとユーザーは知りたい情報を探しやすくなり、網羅的な情報提供が出来るようになります。
読者と同じように、クローラーも内部リンクを辿って網羅的にサイトの情報を収集してくれます。
内部リンクには以下のメリットがあります。
- クローラーが巡回しやすくなる
- ユーザーの滞在時間が長くなる
- ページ同士で情報が補完される
- リンク先のページのSEO評価が上がる
Googleはリンクが集中しているページを、サイト内でも重要度が高いコンテンツと認識します。
集客の要となるページに関連コンテンツからの内部リンクを集中させることで、その記事の検索順位を上げられます。
リンク切れURLを削除する
リンク切れは、リンク先のコンテンツが削除されたり、URLが変更された際に起こります。
リンク切れを起こすとユーザーには次の3つのいずれかが起こります。
- クリックしてもリンク先に飛ばない
- いつまでたってもページが開かない
- 404エラーと表示される
リンク先のページがない、あるいは変更された場合は、リンク先の再設定やリンクの削除をしましょう。
とはいえ、サイト内にある膨大な数のリンクをすべて手動で管理するのは大変です。
リンクチェッカーなどのツールの利用をおすすめします。
グローバルナビゲーションを設定する
グローバルナビゲーションは、サイト内の全ページに共通で表示される案内メニューのことです。
- 目的のページへユーザーを案内する
- コンテンツ構成をわかりやすくする
- サイト全体のコンテンツが見渡せるようにする
- TOPページに重要なコンテンツを表示する>
グローバルナビゲーションはサイトのヘッダーやフッター、サイドバーに表示されます。
ナビゲーションメニューはサイト内部のショートカットリンクも兼ねていて、ナビゲーションメニューに登録されているコンテンツはクローラーも重要コンテンツとして認識します。
ナビゲーションメニューは必ず設置し、厳選した主要コンテンツを設定して、アクセスを集めやすくしましょう。
SEO内部対策2|インデックス対策8項目
クローラー対策と並行してインデックス対策もしましょう。
両方の対策が噛み合うと、コンテンツが正しく評価されて順位アップに繋がります。
記事内のキーワード管理を最適化する
検索順位はキーワードが基準になっています。
したがって、キーワードを適切に管理することでSEOに良い影響を与えます。
- コンテンツタイトル
- メタディスクリプション
- 見出しと本文
- アイキャッチ画像
- URL
これらの場所には適切なキーワード盛り込みを行います。
キーワードには2種類あります。
- 軸キーワード(メインキーワード)
- 関連キーワード
軸キーワードは、サイト集客での軸となるキーワードです。
商品の種類や、サービスジャンルなどが該当し、サイトのテーマともいえます。
通常1〜2語になり、検索ボリュームが多いビッグキーワードやミドルキーワードで設定します。
関連キーワードは、軸キーワードに関連する2〜4語で構成されたキーワードです。
検索ボリュームは少なめのミドルキーワードからスモールキーワードで設定します。
キーワードの詰め込みすぎ(キーワードスタッフィング)に注意しましょう。キーワードを不自然に盛り込みすぎるとスパム(検索の正常化を妨害する迷惑行為)と見なされてしまいます。
メタタグを適切に設定する
メタタグは、サイトやページの情報を記載するタグのことです。
メタタグはHTMLに記述されているだけなので、普段ユーザーが目にすることはありません。
しかし、検索エンジンはこのメタタグの情報を元にインデックスをするため、間違えるとSEO評価が下がりかねません。
- タイトル(title)
- メタディスクリプション(meta description)
- 文字コード
- OGPタグ
- ビューポートタグ
メタタグがどのように設置されているかは、そのページを開いて右クリックし「ページのソースを表示」をクリックすると見られます。
記述が不足しているメタタグがあったら追加しましょう。
かつては必要だったメタキーワードは、現在のSEOでは設定不要です。
見出しタグ(hタグ)を活用する
見出しタグ(hタグ)は1〜6まであり、コンテンツの内容を階層化するために用いられます。
h1タグはタイトルタグなので、記事内に設定しません。
h2~h6までは記事中に適切に配置して、階層構造を作ります。
h6までありますが、通常はh2〜h3、多くてもh4までしか使いません。
また、はじめにh2を使い、次にh3を使うという形で使用します。
いきなりh4を使ったり、h3の下にh2を使用したりしてはいけません。
そして、h2には不自然にならない限り、必ずキーワードを盛り込みます。
見出しタグで記事を適切に構造化することで、検索エンジンは正しく記事内容を理解します。
hタグの使い方が悪いと質の低いコンテンツと認識され、インデックスされにくくなります。
画像に説明(キャプション)をつける
SEOコンテンツに使用する画像にはすべて説明文(キャプション)を付けます。
この説明を「alt(オルト)属性」といいます。
この画像が何を説明しているものなのか示すことができ、画像を理解できないクローラーにも画像の内容が伝わります。
ユーザーには、万が一画像が表示されなかった場合は、代わりに説明文が表示されます。
また、目の不自由な方のサイトの読み上げ時には、画像の説明文が読み上げられます。
画像の説明にも可能ならキーワードや関連キーワードを含めると、SEO効果が高まります。
重複コンテンツをまとめる
重複コンテンツとは、タイトルやコンテンツの中身がほぼ同じ内容になっているものです。
別名をコピーコンテンツといいます。
重複コンテンツは、場合によってはSEOに非常に悪い影響がでます。
他サイトと重複コンテンツが有る場合、コピペされたのであれば自社のコンテンツがオリジナルであることを通知し、引用表記してもらう必要があります。
同じサイト内に重複コンテンツが有る場合は、SEO評価が高い記事の方に内容をまとめて、片方を削除する方法があります。
noindex、nofollowタグを活用する
noindex、 nofollowはどちらもクローラーのサイト内での活動を制御するためのメタタグです。
- noindexはクローラーにページをインデックスさせないように設定する
- nofollowは設置しているリンクを辿らせないように設定する
検索結果で表示させる必要のないページや、サイト内に残しておきたい情報の古い記事などをnoindexにすることで、SEO評価を下げることを未然に防ぎます。
nofollowはリンク先にあるSEOに関係のないサイトへクローラーが巡回することを防ぎ、優先順位の高いコンテンツに集中して巡回してもらう効果があります。
タグページを設置する
タグページは、特定のキーワードタグで紐づけされた記事をまとめた一覧ページのことです。
カテゴリやタイトルキーワードとは別で用いられ、階層構造を無視してタグで関連記事をまとめることができます。
カテゴリとは別にユーザーニーズがあるワードがある場合は、タグでまとめてタグページに表示することで使いやすいサイトになります。
発リンクの適切な管理をする
発リンクとは、リンクをクリックすると別のサイトに遷移するリンクのことです。
- 根拠となったデータを発表している公共サイト
- 提携している企業や専門家のサイト
- ユーザーにプラスとなる関連情報を提供しているサイト
関連性の無いサイトへの発リンクや、質の悪いサイトへの発リンクはSEOにマイナスの影響が出る恐れがあります。
何でもリンクすれば良いわけではありません。
リンク先のサイトのモラルや信頼性もチェックした上でリンクを張りましょう。
SEO内部対策3|ユーザビリティ対策4項目
SEO評価を上げるために、ユーザビリティ対策も行いましょう。
ユーザビリティ対策はクローラー対策やインデックス対策に比べて補助的な対策になります。
しかし、ユーザーフレンドリーなサイトには必須の要素ばかりです。
ページ表示速度を速くする
ページを表示する速度を改善することはSEOの評価にプラスになります。
Googleは、ページの表示に時間がかかるサイトの評価を下げるからです。
ユーザーも、いつまで経っても表示されないサイトに苛立って離脱してしまいます。
ページの表示速度を上げる対策方法は以下のものがあげられます。
- ブラウザのキャッシュを活用
- 画像の最適化
- 無駄なソースコードを削除
- サーバーとのやり取りを短縮
理想はどのような通信環境でも、クリックしてから2秒以内にページが表示されることです。
レスポンシブ対応にする
現在はユーザーによって、PC、タブレット、スマホなど表示画面の大きさが違うデバイスでサイトの閲覧をします。
これらのデバイスによってレイアウトが変わるサイトデザインをレスポンシブ対応Webデザインといいます。
- スマホでは横にスライドしながらでないと読めない
- 問い合わせボタンやメニューがどこにあるかわからない
- サイトデザインが崩れる
また、Googleは「MFI(モバイル・ファースト・インデックス)」を導入しています。
モバイル対応していないサイトはインデックスされないので注意が必要です。
SSL化(https化)する
サイトの通信をSSL(Secure Sockets Layer)化することで通信が暗号化され、ユーザーの通信が守られます。
暗号化されたURLはhttpからhttpsへ変わります。
ユーザーにも保護された通信であることがひと目で分かるように錠前のマークや「保護された通信」の案内がつきます。
オウンドメディアでは、問い合わせフォームや資料請求など、個人情報を入力するページも多くなります。
SEO対策だけでなく、情報漏洩の防止のためにも必ずSSL化しましょう。
「404エラーページ」を設定する
404エラーページは、リンクが間違っていたり、リンク先のページが削除されていた場合に表示されます。
通常の404エラーページでは「ページが見つかりませんでした」で終わってしまいます。
これではユーザーは離脱して検索に戻ってしまうだけです。
404エラーページに、サイト内を再検索できるようにするなど離脱を防ぐための行動を促す要素を入れることで離脱を防げます。
オリジナルの404エラーページには以下のものを入れましょう。
- サイト内検索の窓
- サイトマップ
- サイトのロゴやイメージ図
直帰や早期の離脱を防ぐことで、SEOにプラスになり、ユーザーの利便性も増します。
SEO内部対策に役立つ無料チェックツール
SEO内部対策に不足はないか、正しく機能しているかチェックすることが必要です。
そのようなときに役立つ便利なツールをご紹介します。
初心者向けで使いやすい無料ツールを厳選しましたので、ぜひご活用ください。
総合的に見るなら【Googleサーチコンソール】
Googleサーチコンソールは、SEO対策に必要な5つの分析を1ツールで行えるすぐれものです。
略してサチコと呼ばれることもあります。
Googleの検索パフォーマンスの分析に用いられ、検索順位や検索流入数などの重要な数字を管理できます。
【絶対に使いこなしたい5つの機能】
機能 | 内容 |
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検索パフォーマンスの把握 |
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URL検査 |
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カバレッジ |
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サイトマップ |
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リンク |
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使用にはGoogleアカウントが必要なので、持っていない場合はアカウントを作成します。
Googleサーチコンソールは、サイトを運営する上で欠かせないツールと言っても過言でありません。
ぜひ登録して使ってみましょう。
競合と内部対策を比較できる【talabagani.jp】
talabagani.jpは、指定のキーワードにおいて自社サイトと検索上位10サイトの内部対策を比較するツールです。
特定のキーワードで上位に食い込みたいときに、自社サイトと上位サイトを比較して研究するために使います。
ダウンロード不要で、ブラウザ上でキーワードと比較したいURLを入力するだけで簡単に使えます。
- タイトルとURL
- メタディスクリプション
- h1タグ
- キーワード出現率
絶対に検索上位を取りたいキーワードがある場合には、このツールで研究するといいですね。
Webサイトの構造を把握する【Website Explorer】
Website Explorerは、Webサイトの構造を解析して階層構造をエクスプローラーのように表示してくれるサイトです。
その他にデータ化出来るものは以下の4つです。
- 使われているファイル
- 更新状況
- 外部リンク
- リンクエラー
Webサイトを丸ごとダウンロードできる機能もあるので、サイトのリニューアルをする際にもよく使われます。
とても便利なツールですが、Windowsセキュリティと相性が悪くWindowsユーザーには使いにくい難点があります。
表示速度チェックなら【Page Speed Insights】
Googleが提供しているWebページの表示速度をチェックできるツールです。
ブラウザ上でURLを入力すれば、そのページの速度を評価して点数で表してくれます。
項目別に表示スピードを妨げている要素を提示してくれるので、遅くなっている要素を改善します。
【Page Speed Insightsの主な指標と対策】
指標の種類 | ステータス | 対策 |
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First Contentful Paint (FCP) 最初のページの表示速度 |
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Largest Contentful Paint (LCP) メインコンテンツの読み込み時間 |
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First Input Delay (FID) Webページの応答性 |
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Cumulative Layout Shift(CLS) 視覚的な安定性 |
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Page Speed Insightsは、100点満点で表示されます。
50点以上で合格点、60点以上が理想です。
高いほうが良いとはいえ、満点を目指す必要はありません。
スコアを確認して、点数が低かった場合はページの最適化を行うようにするくらいで大丈夫です。
ツールを有効活用することで、サイトの利便性が高まり、ユーザー体験が向上します。
SEO内部対策をしてサイトの評価をあげよう
内部対策を行うことで、検索エンジンに自社サイトを認識してもらい、SEO評価を高めることができます。
内部対策には3つの柱があり、どれか1つだけをしても効果が薄いです。
- クローラー対策
- インデックス対策
- ユーザビリティ対策
これらの対策はあとから行うこともできます。
しかし、大変な作業になるため、コンテンツの少ないサイト作成初期に設定してしまうことが重要です。
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内部SEOに課題があるサイトでは検索エンジンから適切な評価を得られないだけでなく、マイナス評価になってしまう可能性があります。
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