オウンドメディアのおしゃれなデザイン事例7選!コツや制作方法も解説
「オウンドメディアを制作したけれど、デザインの知識がない」
「おしゃれなデザイン例を参考にしたい」
オウンドメディアを運用しようと考えている担当者として、このような悩みをお持ちではないでしょうか。
デザインに失敗すると、集客ができないだけではなくブランドイメージの低下にもつながります。
オウンドメディア運用を成功させるためには、デザインのコツを理解し適切な依頼先を選定することが重要です。
この記事では、オウンドメディアのおしゃれなデザイン参考例を7つ紹介します。
最後まで読んでいただければ、自社にあったサイトデザインと、どのように制作を進めればよいかがわかります。
オウンドメディアにおけるデザインの重要性
デザインはメディアや記事を表現する上で、非常に重要な役割をもちます。
自社の商品やイメージに合ったデザインを採用するのは当然として、ユーザーにとっても見やすくなければなりません。
たとえば、若い女性向けであればピンクを主体としたやわらかい色を多用したり、子ども向けであればポップでカラフルなデザインにしたりと、ユーザーの属性に合わせることが大切です。
企業のイメージにあったデザインにすることで、ユーザーの好奇心を惹きつけ、滞在時間の延長やサイトへの興味へとつながるでしょう。
オウンドメディアにおいて最も重要な要素はコンテンツの質ですが、サイト全体やコンテンツの見せ方を工夫することで、流入したユーザーに効率よくアプローチできます。
オウンドメディアのおしゃれなデザイン参考事例7選
ここでは、参考になるオウンドメディアを7つ紹介します。
どのオウンドメディアも、ユーザーを惹きつける魅力的なデザインを採用しているため、ぜひ参考にしたいところです。
KAI-YOU
画像引用:KAI-YOU.net(カイユウ)- 世界と遊ぶポップカルチャーメディア
株式会社KAI-YOUが運用する「KAI-YOU」では、さまざまな情報を発信しています。
メディア・マーケティング・クリエイティブ、3つの専門領域をもつ総合商社として、十数年先の未来を見越した文化の構築を目指しています。
サイト内デザインは、思わず記事を読みたくなるようなポップデザインとアイキャッチが特徴です。
現代的な画像やイラストをメインとして、ユーザーが心躍るようなデザインを前面に押し出しています。
アマノ食堂
画像引用:アマノフーズ公式ブランドサイト (amanofoods.jp)
アサヒグループ食品株式会社が運用する「アマノ食堂」では、主に食に関する情報を発信しています。
自社製品の購入に結びつけるだけではなく、自社のファン獲得と育成に重きを置いたマーケティングを展開しています。
サイト内では、親しみやすさを意識した自然な色使いが特徴的です。
優しい雰囲気のイラストを使用し、シンプルかつおしゃれなサイトに仕上がっています。
北欧、暮らしの道具店
画像引用:北欧、暮らしの道具店 (hokuohkurashi.com)
株式会社クラシコムが運用する「北欧、暮らしの道具店」では、主に生活・インテリア雑貨に関する情報を発信しています。
設立当初はECサイトでしたが、コラム記事が評判を呼んで今ではオウンドメディア兼任となっています。
主に取扱商品の購買に繋げるためのマーケティングを展開していますが、決してセールスを前面に出しすぎていないのが特徴です。
サイト内では、北欧の暮らしをテーマにしたナチュラルなデザインが特徴です。
全体的に色味を抑えたデザインにすることで、商品の色味を映えさせ、訴求につなげています。
THE BAKE MAGAZINE
画像引用:THE BAKE MAGAZINE | おいしいは、しあわせにBAKEる (bake-jp.com)
株式会社BAKEが運用する「THE BAKE MAGAZINE」では、主にお菓子に関する情報を発信しています。
BAKEはチーズタルトで人気となり、コンテンツでは人気になるまでの経緯や今後の展開、同業の先駆者へのインタビューを配信しています。
サイト内では、スイーツの雰囲気を活かした独自のデザインが特徴です。
おいしそうなスイーツとそれに合う優しい色合いで統一感を演出しています。
ジモコロ
画像引用:ジモコロ イーアイデムの地元メディア (e-aidem.com)
株式会社バーグハンバーグバーグと株式会社アイデムが共同運用する「ジモコロ」では、ローカルネタに関する情報を発信しています。
地元の求人情報を取り扱いつつ、最終的には「イーアイデム」へと集客することが目的です。
サイト内では、背景に自然を多く採用することでローカル感を演出しています。
また、記事のアイキャッチはインパクトのあるデザインばかりで、そのバリエーションも豊富です。
槻木集落 地方創生メディアサイト
画像引用:槻木(つきぎ) | 地域創生を全力で考えるメディアサイト (kumamoto-tsukigi.com)
株式会社フリースタイルエンターテイメントが運用する「槻木集落 地方創生メディアサイト」では、地域創生に関する情報を発信しています。
熊本県の多良木町にある槻木集落をメインに、さまざまな地域情報を扱っています。
サイト内では、手書き文字を使用したり動きのコーディングをしたりと、細部にこだわったデザインが特徴です。
トップページでは、実際に槻木集落に住む方の顔写真を並べており、ユーザーが親しみやすいよう演出しています。
watashi+
画像引用:ワタシプラス by SHISEIDO
株式会社資生堂が運用する「watashi+」では、美容・健康に関する情報を発信しています。
ECサイトを兼ねているのが特徴で、主に自社製品を紹介してそのまま商品購入してもらう導線が確立されています。
メインターゲットは20~40代の女性としていますが、昨今の男性メイク需要を狙って男性向けのカテゴリも存在します。
サイト内では、美容に関する画像を多く掲載し、女性ユーザーの居心地を高めるようなデザインが特徴的です。
白とライトグレーをメインに、アクセントカラーにピンクを採用して、女性らしさを前面に出しています。
おしゃれで見やすいオウンドメディアにするためのポイント
ここでは、オウンドメディアをおしゃれで見やすくするポイントを3つ紹介します。
メディアのコンセプトに合わせる
誰に何をどう伝えたいのかを明確にして、それにデザインを合わせることが大切です。
そもそも女性向けなのか男性向けなのか、大人向けなのか子ども向けなのか、おおまかなターゲットを決めましょう。
次に、ターゲットのデータを収集して、どのような情報を求めているかなどを分析することが重要です。
ブランディングや認知度アップなど、目的に合わせたデザインを検討しましょう。
ブランドイメージに合わせる
サイト内デザインを自社や取扱商品のイメージと合わせることで、ブランディング効果がアップします。
とくに色は記憶に残りやすく、かつイメージしやすい要素なので、デザイン時にブランドイメージを取り入れましょう。
たとえば企業のロゴが青色の場合、ボタンやバナーに青色を取り入れる、あるいは差し色に青色を取り入れるなどです。
ただおしゃれさを追求するのではなく、ブランドイメージとの調和を意識することが大切です。
スマホに対応させる
オウンドメディアを運用する際は、PCからだけでなくスマートフォンからも見やすいデザインであることが求められます。
多くのメディアでは、スマートフォンによる訪問が多数を占める傾向にあるからです。
PC向けのデザインのままであると、画像が見切れる、ボタンをクリックしにくいなどの不具合が発生します。
そうした不具合により、ユーザーのページ離脱を引き起こすだけでなく、「適当な企業」というマイナスイメージを招く可能性すらあるでしょう。
近年はCMSやサイト制作ツールの活用でスマホ対応が容易になりつつありますが、細部のデザインまでスマホ用に最適化することが大切です。
おしゃれなデザインのオウンドメディアを制作する方法
ここでは、おしゃれなデザインを制作する2つの方法を紹介します。
オウンドメディア制作会社に依頼する
- 豊富な実績に基づいた最適なデザインを提案してもらえる
- メディア制作に限らず運用サポートまで依頼できる
- 費用が高額になりやすい
- 社内にノウハウを蓄積できない
オウンドメディア制作会社に依頼する大きなメリットは、クオリティの高いデザインでスタートできる点です。
また、企業によってはその後の運用サポートも依頼できるため、自社に専門スキルをもつ人材がいなくても安心です。
ただし、その分コストがかかったり、自社に合った依頼会社を選定するための時間を要したりします。
フリーランスのWebデザイナーに依頼する
- 安価でクオリティの高いデザインのメディア制作ができる
- 企業よりも柔軟に対応してくれる
- 品質はデザイナーによる
- 運用までは依頼できない
フリーランスのWebデザイナーに依頼する大きなメリットは、安価で制作可能な点です。
また、多くの制作会社では土日が休みであったり、変更などに追加費用がかかったりしますが、フリーランスに依頼する場合は柔軟に対応してくれることが多いです。
ただし、フリーランスはプロからアマチュアまでと人材の幅が広いため、クオリティはデザイナー次第となってしまいます。
そのため、確実に高いクオリティのデザインを求めるのであれば、制作会社に依頼するのが一番です。
おしゃれなデザインだけではオウンドメディアの成果にはつながらない
おしゃれなデザインにすることで、ユーザーへの好感やイメージアップにつながりますが、商品やサービスの購入・成約に結びつくとは限りません。
デザインはあくまでも、成果につなげるための手段の一つとして考えましょう。
商品やサービスの購入・成約につなげるには、質の高いコンテンツ制作や被リンク獲得、サイト構造の最適化などやるべきことがたくさんあります。
おしゃれなデザインにこだわりすぎるあまり、他の基本的な施策が疎かになってしまっては本末転倒です。
オウンドメディア構築の基本は以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。
▼関連記事
オウンドメディアの構築方法|立ち上げの10ステップをプロが直伝!かかる費用と運用成功のポイントも徹底解説
すでにサイトを構築済みの場合は、フラップネクストの内部SEOチェックシートもご活用ください。
まとめ
オウンドメディアでおしゃれなデザインを採用すれば、ユーザーの目を引けることでしょう。
その際、ただおしゃれを追求するだけでなく、自社のイメージに合わせたデザインにすることで商品やサービスを効果的に訴求できます。
今回紹介した事例も参考にしてみてください。
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