オウンドメディアのKPIとは【目的別・フェーズ別に目標設定例を紹介】
「オウンドメディアでは何をKPIとして設定すべきか知りたい」
「目的を達成するために必要なKPIの設定方法を知りたい」
オウンドメディアの運用において最終目的を達成するためには、中間目標であるKPIの設定が欠かせません。
しかし、どのような要素をKPIとして設定すれば良いのか悩んでしまうことでしょう。
そこで本記事では、オウンドメディアのKPIについて、目的別・フェーズ別の設定例をご紹介します。
- KPIの基礎知識
- KPIの設定例
- KPIを設定する際のコツ
- 設定したKPIとKGIを達成する方法
- KPIに関連したよくある質問
オウンドメディアのKPIとは
はじめにオウンドメディアとKPIの概要を理解しておきましょう。
オウンドメディアとは
オウンドメディア(Owned Media)とは「自社が保有するメディア」という意味を持ちます。
オウンドメディアを運営する主な目的は以下の通りです。
目的 | 例 |
---|---|
集客・リード獲得 | 商材の問い合わせや購入につなげる |
認知拡大・ブランディング | 商材の強みをユーザーに認知してもらう →「〇〇を重視して選びたい」というユーザーの評価軸と商材を結びつける |
採用 | 働き方や仕事内容を掲載して採用を促す |
収益化 | オウンドメディアに広告を設置し広告収入を得る |
オウンドメディアには、ターゲットとなるユーザーのニーズと接点を持てるコンテンツを作成します。
ニーズを満たすための情報を発信することで、見込み客に自然な形で貴社に興味を持ってもらい、商材購入などの最終目標につなげることを目指します。
専門性の高い情報を発信していれば、信頼の獲得やブランドイメージの向上にも役立つでしょう。
KPIとは|KPIを設定する目的
KPIとは「Key Performance Indicator」の略で、日本語では「重要業績評価指標」という意味になります。
最終的な目標であるKGIを達成するための、中間目標として設定します。
KPIの設定は、最終的な目標(KGI)の達成度合いを客観的に測ることが目的です。
複数のKPIを設定することにより、最終目標達成に向けて、どの部分のどの数値を改善すれば良いのか可視化することができます。
例えば「オウンドメディアで月100件のリードを獲得する」が目標だった場合、以下のような複数のKPIを設定します。
- 訪問者数
- コンバージョン率
- 問い合わせフォームの到達率
- 問い合わせフォームの離脱率
仮に十分なKPIを設定せずオウンドメディアを運用すると、次のような問題が生じることも。
- 訪問者のうち何名が問い合わせボタンをクリックしたのかわからない
- 訪問者のうち何名が問い合わせフォームまで到達したのかわからない
- 問い合わせフォームのどこで離脱されているかわからない
具体的なKPIを複数設定することにより、優先して取り組むべき施策や改善すべき点が明らかになるでしょう。
KPIとKGIの関係
KPIと混同されがちなのがKGIです。
KGIは「Key Goal Indicator」の略で、日本語では「重要目標達成指標」という意味になります。
シンプルに言い換えると「KGI=最終ゴール」です。
KPIとKGIの関係をマラソンで例えると、以下のようなイメージになります。
- KPI:チェックポイント
- KGI:最終ゴール
KGIが「フルマラソンを制限時間内に完走する」の場合、KPIは「〇〇分以内に1つ目のチェックポイントを通過する」と設定できます。
大切なことは、「KPIを先に決めるのではなく、KGIを先に明確にする」ことです。
KGIを明確にしたうえで、KGIを分解した要素をKPIとして設定していきます。
KGIから逆算しないでKPIを決定してしまうと、KPIを達成してもKGIの達成には一向につながりません。
例をあげると次の状況となるためです。
- 200PV集めるために検索ボリュームを重視してキーワードを選定
- キーワードで記事を作成していきサイトの順位が向上
- 200PVあつまったがターゲットとは異なるユーザーが流入していた
目標を達成できないだけでなく、かけたコストが無駄になってしまいます。
そのため、KGIから逆算したKPIの設定は必須と言えます。
オウンドメディアのKPI設定例:目的別
オウンドメディアを運用する最終目的(CV)から逆算したときのKPI設定例を6つ紹介します。
PV(ページビュー)
最終目標達成に向けてPV数を一つのKPIとして設定することができます。
PVをKPIとして定めた場合、次のように明確な数値を導き出すことができます。
- KGI:月間20件のCVを獲得
- オウンドメディアの平均CV率:2~3%のため2%と仮定
- CV目標数値 ÷ CV率 = 必要なPV数
- 20 ÷ 0.02 =1,000
上記の通り、「最低でも1,000PVを集める必要がある」として、KPIを定めることができます。
PVをKPIに設定することで、より具体的なタスクを炙り出すことができます。
オウンドメディアのPV数について解説した記事も合わせてご確認ください。
UU(ユニークユーザー)
UUはオウンドメディアに訪れる人の人数です。
PV数と混合されがちですが、次のような違いがあります。
PV数 | ページが開かれた数 →同じユーザーが3回訪れた場合、PV数は3となる |
---|---|
UU数 | 訪れたユーザーの数 →同じユーザーが3回訪れた場合、UU数は1となる |
UU数は、オウンドメディアがどれくらいの人にリーチできているかを判断できます。
CVをKGIに設定した場合、UU数もKPIとして設定するケースが多いです。
リーチが増えれば増えるほど、CVを獲得できる可能性が高くなるためです。
そもそもオウンドメディアに訪れる人数が少ないと、商品のセールスや問い合わせの獲得も伸び悩んでしまうでしょう。
広告を活用したり、検索結果で上位表示されるような質の高いコンテンツを増やしたりする戦略が大切です。
コンテンツの数
目標となるCVから逆算して、作らなくてはならないコンテンツ数もKPIとして設定できます。
具体的には、次のように設定することが可能です。
- KGIから必要な月間PV数を割り出す
- 各キーワードの月間検索ボリュームを確認
- KGIから逆算してコンテンツの月間公開本数をKPIに設定
考え方の目安は、以下となります。
<必要な月間PVが1,000のとき>
①1,000PV集めるために、検索ボリュームと検索順位別クリック率を加味して考える。
キーワードの月間検索ボリューム | 1,000 |
---|---|
検索順位1位を獲得したときのクリック率 | 13.94% |
→上記の条件を満たした場合、1つの記事から月間約130のセッション数が見込める。
②必要なPV数は1,000であるため、検索ボリューム1,000のキーワードで1位を獲得する記事が10記事は必要だと算出。
③上記のキーワードで1位を獲得できるよう、関連したキーワードの記事を10~15記事程度作成。
→検索ボリュームが少なく競合の弱い関連キーワードで順位を獲得していくことで、関連したキーワードの順位が向上しやすくなる。
④合計100〜150記事は必要だとわかる
これで、算出したコンテンツ数をいつまでに作成するのかをKPIとして設定することができます。
CVボタンのCTR(コンバージョンのクリック率)
CVボタンのクリック率は、最終目的に直結する最も大切な指標と言えます。
いくらPV数が集まっても、商材の問い合わせや成約につながっていないと目標を達成できません。
そのため、PV数が集まってきたら、CVボタンのCTRもKPIとして設定することをおすすめします。
ちなみに、CTRを改善したい場合には、次のような施策が役立ちます。
デザインの見直し | ・立体的なボタンにする ・あえてトンマナを無視して目立つ配色のボタンにする ・サイズを変更する ・文言を変更する →クリックすることで叶う未来を訴求 など |
---|---|
設置位置の見直し | ・リード文配下に設置する ・長尺の記事の場合は中間に複数のボタンを設置する など |
CVボタンの配色や設置位置に正解はありません。
そのため、ひとつのKPIとして設定し、CTRを向上するための改善施策を打ち出していきましょう。
検索順位
検索順位の向上もKPIとして設定することが可能です。PV数を集めるためには、まず順位の獲得が必要なプロセスのためです。
投稿した記事が高順位の獲得を狙えるよう、次の単位で検索順位の測定をおこなうことをおすすめします。
- 記事単位
- カテゴリ単位
- オウンドメディア全体
週に1度測定していき、さらなる順位向上が狙えそうな記事は、適宜リライトの施策を打ち出します。
被リンクの数
被リンクの獲得は、オウンドメディアのドメインパワーを高める効果があります。
現状のSEOには、「ドメインパワーの強いサイト=検索順位を獲得しやすい」という方程式が成り立っています。
そのため、ドメインパワーの向上は、重要な施策と言えるでしょう。
KPIに被リンクの獲得数を設定し、達成するための戦略を立てます。
- 被リンク獲得営業を行う
- プレスリリースを活用する
- 関連性の高い協会や連盟へ加入する
具体的な数字と期間を設定して、日々のタスクに落とし込んでください。
オウンドメディアのKPI設定例:フェーズ別
次にフェーズ別のKPI設定例を紹介します。
運用歴:初期〜6ヶ月
オウンドメディアを始めたばかりのフェーズでは、主に土台作りに関する作業を細分化してKPIに設定するのがおすすめです。
ここでは、定量的な数値として設定するのではなく、「いつまでにこれを行う」という行動目標をKPIとします。
具体例をあげると、次のことをKPIとして設定します。
- 運用目的の明確化
- オウンドメディアの構築
- 内部対策
- 戦略設計
- 運営チームの構築
- レギュレーションの作成
- スケジュールの作成
オウンドメディアの構築を行い、SEOの内部対策を済ませておきます。
次にオウンドメディアのコンセプトやターゲットを明確にして、戦略を立てましょう。
また、ライターやディレクターなどを確保して「何をいつまでにやるか」をスケジュールに落とし込みます。
コンセプトが途中でブレてしまわないように、レギュレーションを作成して共有しておくことも大切です。
スタート時は様々なタスクがあります。
複数のKPIを設定して、スムーズに作業を進められるようにしましょう。
運用歴:6ヶ月〜1年
コンテンツの作成に注力するフェーズです。そのため、以下のことをKPIとして設定します。
- コンテンツの月間公開本数
- 検索順位
- 月間UU数
- 月間PV数
コンテンツの作成に慣れていない場合は、初期の月間公開数を少なめに設定します。
達成可能なKPIを設定して、着実にこなしていくようにしてください。
コンテンツを作成したら、関連性の高い他のコンテンツに内部リンクを設定することも忘れないようにしましょう。
運用歴:1年以上
運用歴1年以上になると、さらなる検索順位の上昇と、CV率の向上を目指す段階です。
検索順位の向上だけでなく、記事単位で次のことをKPIとして設定することがおすすめです。
- 滞在時間・離脱率
- CVボタンのクリック率
コンテンツの検索順位と上記の点を加味し、適宜記事のリライトを行いましょう。
積み上げてきたコンテンツの検索順位が安定している頃なので、リライトを通してさらなる順位向上とCVの獲得を目指します。
業種によっては、新規キーワードを一通り網羅していることも考えられます。
新規キーワードの発掘ではなく、リライトで既存コンテンツの検索順位を上げる施策を行うのがおすすめです。
ちなみに、リライトは以下の流れで行いましょう。
- 4位〜20位くらいに位置しているコンテンツを洗い出す
- 順位別にリライトの工数を分ける
(例)
→4〜10位以内:タイトルの変更や軽微な加筆
→11〜20位:不足した情報の大幅な加筆・独自情報の追加など - リライトする記事に優先順位をつける
→検索ボリューム・工数・競合記事の強さを加味 - ライティングして公開
優先順位ごとにいつまでにどの記事をリライトしていくのか、KPIを設定します。
また、リライトの施策だけでなくCVを向上させるためにCTAの改善施策もKPIに設定する必要があるでしょう。
リライトのコツは次の動画でも解説しています。
オウンドメディアのKPIを設定するポイント5つ
オウンドメディアのKPIを設定する際のポイントを5つ紹介します。
KPIツリーを作成する
KPIツリーとは、KGIを頂点としてツリー上にKPIを設置したマインドマップのようなものです。
目標達成のために取り組む必要があるKPIを視覚的に理解できます。
ツリー状にグルーピングすることで「何がどう関連しているのか」を明確にできるのも特徴です。
- オウンドメディアのKGIを設定
- KPIの洗い出し
- KPIツリーの作成
上記の流れで行うとスムーズにKPIツリーを作成できます。
完成したKPIツリーは、すぐに確認できるようにして、進捗状況を把握できるようにしておきましょう。
効果測定できる指標を設定
KPIを設定する際は、定量的な数字を含めるようにしてください。
「アクセス数を増やす!」とKPIを設定するだけでは不十分です。
具体的には次のように数値を設定します。
- 1ヶ月に5本の記事を公開する
- 運用6ヶ月で検索結果10位以内の記事を10本獲得する
など
現状を把握したうえで具体的な数字に落とし込めば、明確にKPIの効果測定ができるようになります。
達成可能なKPIにする
KPIは現実的に達成可能なものにしてください。
非現実的なKPIを設定すると、達成率が下がりオウンドメディア運営のモチベーションも低下してしまいます。
KPIはゴールに向かって小さな成功を積み上げていくようなものです。
運営状況やアクセス解析を行い、具体性のあるKPIを完成させてください。
中長期の目標も設定しておく
目標達成までに長い期間がかかる場合は、あらかじめ中長期の目標も設定しておきましょう。
3ヶ月、6ヶ月など、段階的にKPIを設定しておくことで、オウンドメディアの運営方針でブレてしまうリスクを最小限にできます。
KGIから逆算してKPIを作成し、KPIツリーに落とし込んでおくと現状分析がしやすくなるはずです。
また、長期目標を達成する場合は、必然的にKPIの数も多くなります。
そのため、まずは1年分のKGIに絞って、KPIを設定するのも戦略の1つです。
KPIに期限をつける
KPIを作る際は、必ず期限をつけるようにしましょう。
開始日と完了日の目安を設けることで、KPIを達成できているのかを確認できます。
当たり前ですが、期日を決めずにKPIを設定しても、KPI達成のためにいつまでに何を実施すべきなのかが定まりません。
- 最低でも100記事〜150記事の作成が必要そうだ
- 150 ÷ 12ヶ月 = 約13
→毎月13本の投稿を実施と定めることができる
→1年後目標を達成しているか確認できる
カレンダーやタスク管理ツールなどに登録しておくと、やるべきことを把握しやすくなるのでおすすめです。
オウンドメディアに設定したKPI・KGIを達成するためのポイント【フラップネクスト式オウンドメディア成功戦術】
KPIを正しく設定したとしても、キーワード選定やコンテンツの質が間違っていればKGIの達成はできません。
ここでは、オウンドメディアを成功させるために重要なポイントを見ていきましょう。
KGIから逆算しコンテンツのKWを定める
集客したいターゲットと、コンテンツのキーワード選定がズレていた場合、目標達成ができなくなってしまいます。
そのため、まずは「どんなターゲットを集客したいのか」を明確にしたうえで、最適なキーワード選定を行いましょう。
この際に有効なのがペルソナ設定です。
ペルソナとは、商品やサービスを使うであろう典型的な人物像のこと。
ペルソナを設定すると、コンテンツを作る際も具体的な人物を浮かべながら、ターゲットに刺さる文章を生み出しやすくなります。
次に設定したペルソナをもとにカスタマージャーニーを作成しましょう。
カスタマージャーニーは、顧客が商品やサービスを知る段階から比較検討、購入、利用、アフターサービスに至るまでの過程を、顧客目線で理解するためのものです。
ペルソナを設定しカスタマージャーニーを作成することで、KGIを達成するためのキーワード選定が行いやすくなります。
- どんな課題を抱えているのか
- 現在の状況はどのようなものか
- どのような未来を求めているのか
上記のようなポイントを分析すると、より具体的なキーワード選定ができるはずです。
キーワード抽出ツールを使って、大まかなキーワードリストを作成したら、ペルソナとカスタマージャーニーをもとに関連性の高いキーワードをリストアップしてみてください。
オウンドメディアの戦略設計については、以下の動画でも解説しています。
専門性が高いコンテンツを作成する
オウンドメディアにターゲットを集客するには、コンテンツを検索上位に表示させる必要があります。
この際、重要になるのが専門性の高いコンテンツの作成です。
分かりやすく専門性の高いコンテンツは、競合との差別化につながり、ターゲットに対して価値提供できます。
クオリティの高いコンテンツを作成する際は、以下の担当者を設けるのがおすすめです。
アドバイザー
アドバイザーは、オウンドメディア全体を監修します。
オウンドメディアのジャンルに詳しい人物であることが重要です。
各分野に精通している人物であれば、ディレクターやライターの質問に最適な回答ができるでしょう。
オウンドメディアとコンテンツの質を担保することも可能です。
社内で各分野に詳しい人間がいる場合、アドバイザーを担当してもらうとよいでしょう。
ディレクター
ディレクターは、主にコンテンツの質を担保する役割を果たします。
- コンテンツの構成が完了した時点
- 執筆が完了した時点
上記のタイミングで監修を行い、専門性の高い記事かジャッジする役目です。
必要であれば、構成や本文を修正します。
専門性を担保するには、ディレクター自身が専門知識を身につけることも大切です。
アドバイザーから参考書籍や見本となるサイトを教えてもらい、基礎知識を身につけておきましょう。
ライター
ライターはコンテンツを作成するポジションです。
- SEOライティングの知識がある
- ターゲットに対して分かりやすい文章が書ける
- ディレクターと円滑にコミュニケーションが取れる
上記の要素を満たしたライターを採用すると、コンテンツ作成がスムーズに進みます。
ターゲットに専門知識がない場合、初心者にも分かるような文章を作成する必要があるでしょう。
自社に適任者がいない場合は、外部に委託することも検討してください。
効果を測定しPDCAを回す
各コンテンツの状況を把握するために、SEOレポートを作成して効果測定を行います。
SEOレポートを活用するメリットは以下の通りです。
- KPIの達成率を数値から判断できる
- 明確な改善点を見つけられる
- 検索上位を獲得するキーワードの傾向が分かる
定量的な数値をもとに改善策を見つけられるため、円滑にPDCAを回すことができます。
リライトするべきキーワードも簡単に発見できるので、必ずSEOレポートを作成するようにしましょう。
ちなみに以下のリンクより、弊社フラップネクストが実際に使っているSEOレポートを無料でダウンロードいただけます。
複雑なSEOレポートの作成の手間を省けるので、ぜひご活用ください。
専門家を活用していく
オウンドメディアのKGI・KPIを達成するためには、土台となる戦略設計からメディアの構築、コンテンツ作成などやるべきことがたくさんあります。
さらにSEOで結果が出るまでには時間がかかるため、膨大なリソースが必要になるのです。
また、KGIやKPI自体の設計が甘いと、求める成果は得られません。
的を得た戦略を立てるには、オウンドメディアの集客に詳しい専門家の知見も必要になるでしょう。
実際に検索上位を獲得しているオウンドメディアのほとんどが、SEOコンサルやWeb集客に強い専門家とタッグを組んでいます。
オウンドメディアを始めたものの「思ったよりも労力がかかる」と、挫折してしまう方が多いのも事実です。
- 自社に専門知識を持った人材がいない
- 集客効果の高いオウンドメディアを手に入れたい
- 正しいKGI・KPIの設定を詳しい人物に依頼したい
そのような場合は、弊社フラップネクストのオウンドメディア支援をご検討ください。
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オウンドメディアのKPIに関するよくある質問
オウンドメディアのKPIに関するよくある疑問を解消しておきましょう。
KPIを設定するときの注意点はありますか?
KPIを設定する際は、以下の点に注意してください。
- KGIから逆算していること
- 明確な数値を設定すること
- 現実的に達成可能であること
- 期限を設定すること
不明確な要素を限りなくなくすことが大切です。
具体性に欠けるKPIは、オウンドメディアを間違った方向へ導いてしまうリスクもあります。
論理的な根拠を持ってKPIを設定するようにしましょう。
KPIとKGIの違いはなんですか?
KPIとKGIの違いは以下の通りです。
KPI | ・KGIを達成するための中間目標 ・KGIの達成度合いを評価する指標 |
---|---|
KGI | ・最終目標 ・オウンドメディアの最終ゴール |
KPIはKGIを達成するための細かい中間目標と捉えることができます。
オウンドメディアを成功させるうえでは、どちらも同じくらい重要な要素と言えるでしょう。
具体的なKPIを作るコツはありますか?
具体性のあるKPIを作るには、オウンドメディアの運用フェーズと運用目的を組み合わせることが大切です。
オウンドメディアの運用歴によって、講じるべき対策は異なります。
現在の運用歴をもとにKGIを参照して、具体的なKPIを設定するとよいでしょう。
まとめ
オウンドメディアを成功させるうえで、指標となるKPIの設定は非常に重要です。
目的地(ゴール)へ向かう際、チェックポイント(KPI)がなければ、遠回りをしたり、間違った方向へ進んでしまうかもしれません。
具体性のあるKPIを設定することで、やるべきことが明確になります。
疑問を持たずに今やるべきことに集中できれば、オウンドメディアの成功率を高めることができるでしょう。
KPIを設定する際は、以下のポイントを重視してください。
- KPIツリーを作成する
- 効果測定できる指標を設定
- 達成可能なKPIにする
- 中長期の目標も設定しておく
- KPIに期限をつける
誰が見ても理解できるようなKPIであることが理想です。
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