オウンドメディアマーケティングとは?実際の成功事例や重要なポイントをご紹介!
「オウンドメディアを活用したマーケティング方法を詳しく知りたい!」
「オウンドメディアを上手に活用するポイントを知りたい!」
オウンドメディアを活用したマーケティングは、集客アップや売り上げの向上に欠かせない施策です。
オウンドメディアを活用することで、広告費の削減やブランディングなど、さまざまなメリットがあります。
しかし、実際にオウンドメディアを運用するにあたって、「オウンドメディアをうまく運用できていない…」といった問題を抱えている方も多いのではないのでしょうか。。
オウンドメディアを効率よく運用することで、自社の商品やサービスを多くのユーザーに周知できます!
そこで今回は、上記のような問題を抱えている人へ向けて、オウンドメディアマーケティングの活用方法を具体的にご紹介します。
またオウンドメディアのメリットや、弊社での成功事例も具体的にご紹介するので、ご自身でのオウンドメディアマーケティングの参考になると思います。
ぜひ最後までご覧ください。
オウンドメディアの役割・目的
オウンドメディアの役割と目的を正しく理解することで、導入後に安定した運用を行うことができます。
ここでは、オウンドメディアの役割と目的をご紹介します。
商品やサービスを認知・利用してもらう
商品やサービスをユーザーに認知してもらうことは、オウンドメディアの役割といえるでしょう。
また、認知によって多くのユーザーに商品やサービスを実際に利用してもらうことは、オウンドメディアの目的といえます。
どれだけ高品質な商品やサービスを充実させていても、ユーザーが自分からWebサイトに訪れるわけではありません。
多くのユーザーが自社の商品やサービスを見つけてくれるように、架け橋となるオウンドメディアを運営することが重要です。
企業のブランドイメージを作る
企業のブランドイメージを作り上げることも、オウンドメディアの目的です。
オウンドメディアでは商品やサービスの機能や性質の紹介だけでなく、その商品やサービスの「思い」を伝えることができます。
商品やサービスを作り上げるキッカケとなった思いや、その商品やサービスを利用した結果どうなってほしいかなどを、ユーザーに伝えられます。
また、商品やサービスへの思いをユーザーに伝えることで、企業のブランドをより深く知ってもらうことができるでしょう。
ユーザーに思いが伝わり企業のブランドイメージを認識してもらうことで、多くの見込みユーザーをリピーターに育てられるでしょう。
オウンドメディアマーケティングとコンテンツマーケティングの違い
オウンドメディアマーケティングと同様によく耳にする施策として、コンテンツマーケティングという施策があります。
では、オウンドメディアマーケティングとコンテンツマーケティングの違いはなんでしょうか。
オウンドメディアマーケティングとは、ユーザーを呼び込むための集客施策全般のことを指します。
一方でコンテンツマーケティングとは、コンテンツを活用してユーザーとのコミュニケーションにつなげ、結果として売上につなげる施策です。
- 掲載するコンテンツの内容が、専門的な知識や技術に特化している
- ひとつひとつのコンテンツが丁寧に作られている
- 文章だけでなく、イラストや図解が用いられている
そのためオウンドメディアという広い集客施策の中で、より専門的なコンテンツマーケティングが存在するということです。
オウンドメディアのように幅広い範囲で集客を強化していくことも重要ですが、コンテンツという狭い範囲を強化することで集客できるケースもあります。
どちらの施策もマーケティングにおいて重要なので、目的や背景に対してどちらの施策が適切なのかを判断することが大切です。
SNSをしていたら、オウンドメディアは必要ないの?
前述したように、オウンドメディアマーケティングは集客において重要な施策です。
では、集客するための似たような施策としてSNSがありますが、SNSを活用していればオウンドメディアは必要ないのでしょうか。
ここでは、SNSとオウンドメディアの違いと重要性をご紹介します。
SNSとオウンドメディア両方で集客するのがおすすめ
結論、SNSとオウンドメディアはどちらも行っておくことをおすすめします。
instagramやFacebookなどのSNSは、商品やサービスの配信、集客にはおすすめの手法です。
しかしSNSではユーザー情報の蓄積や、Googleなどの検索エンジンを活用できません。
またSNSは最新の情報や流行には敏感ですが、ユーザーの困り事や悩みの答えとなる情報は検索できません。
ユーザーは、何か問題や悩みを解決したい時に、検索エンジンを利用することがほとんどでしょう。
オウンドメディアというWebサイトにコンテンツを設置することで、問題や悩みを抱えたユーザーを検索エンジンを通して待ち構えることができるでしょう。
またオウンドメディアでは、訪れたユーザー層やアクセス数などの数値データを蓄積できるので、蓄積した情報を元に改善を行うことが可能です。
上記の理由から、SNSとオウンドメディアの両方で集客することをおすすめします。
ちなみに、SNSとオウンドメディアの両者を使用した集客のサポートを依頼する場合は、Webコンサル会社を選定することを推奨します。
オウンドメディアマーケティングでの成功例
ここでは、オウンドメディアマーケティングでの成功例をご紹介します。
実際に成功した企業をご紹介しているため、自社のオウンドメディアを運用する際のヒントになるでしょう。
【オウンドメディアの成功事例1】ferret
出典:https://ferret-plus.com/
ferretはWebマーケティングをはじめとした、マーケティングの支援を行っているオウンドメディアです。
ferretでは、Webマーケティングを支援していることもあり、オウンドメディアでは高度なSEO対策を行っています。
運営の継続という地道な努力はもちろんですが、Webマーケティングに関するさまざまな施策を徹底的に行っているのが成功のポイントです。
そのため、オウンドメディアの運営開始からわずか半年で、月間100万PVを達成しています。
また、それ以降のPV数も下がることなく月間500万PVを超えています。
数あるオウンドメディアの中でも、トップクラスの成功事例といえるでしょう。
【オウンドメディアの成功事例2】FASHION HEADLINE
出典:https://www.fashion-headline.com
FASHION HEADLINEは、年々業績が下がっている百貨店業界を元気にするために作られたオウンドメディアです。
ファッションに関するニュースはもちろんのこと、食や美容、ライフスタイルなどのさまざまなコンテンツを掲載しています。
FASHION HEADLINEは、SNSからのオウンドメディアへの流入が多く、オウンドメディアの立ち上げから2年ほどで300万PVを達成しています。
ユーザーの評価を上げた要因は、運営会社である三越伊勢丹関連の情報が全体の10%以下となっており、中立の立場で発信していることです。
自社の情報を優先するのではなく、ユーザーのニーズを提供している優良なオウンドメディアということがわかりますよね。
その他にもSNSの写真へのこだわりや、ボタンの表示を大きくすることで、多くのシェアを獲得しています。
【オウンドメディアの成功事例3】THE BAKE MAGAZINE
出典:http://www.bake-jp.com/magazine/
THE BAKE MAGAZINEは、BAKEというチーズタルト専門店が運営するオウンドメディアです。
THE BAKE MAGAZINEは、BAKEが今後やりたいことやビジネスモデルをコンテンツとして発信しています。
また、そのコンテンツに共感してくれる人を増やすことを目的としています。
言い換えると、BAKEというブランドを、オウンドメディアを通して多くのユーザーに周知することが目的ということですね。
THE BAKE MAGAZINEでは、BAKE自身がお菓子のスタートアップを行った経験を活かして、食の第一次産業で活躍している人のインタビューが人気を集めています。
最初に投稿した記事で2万PVを超え、月間7万PVを超えるという快挙を成し遂げました。
またBAKEは、THE BAKE MAGAZINEを運営することでブランディングを図りつつ、イベント・取材の依頼を増やすことに成功しています。
この成功例からも、オウンドメディアの運用におけるブランディングの重要性がお分かりいただけるでしょう。
BtoB企業でオウンドメディアを活用した事例を紹介した記事もあわせてご確認ください。
オウンドメディアマーケティングのメリット
ここでは、オウンドメディアマーケティングのメリットをご紹介します。
オウンドメディアマーケティングのメリットを把握しておくことで、長期的に安定したオウンドメディアの運営が行えるでしょう。
多くの集客を見込める
多くの集客を見込み、結果として事業貢献につなげることは、オウンドメディアマーケティングの大きなメリットです。
オウンドメディアを運営することで、自社の商品やサービスはユーザーの目に止まりやすくなります。
また前述したように、オウンドメディアを運営することで、商品やサービスに対する思いをユーザーに届けられるでしょう。
ユーザーに思いが伝わることで企業のブランディングが高まり、さらに多くのユーザーに拡散されます。
多くのユーザーに情報が拡散されれば、その分多くの集客を見込めますよね。
さらにSNSなどの他の施策も同時に行うことで、より多くの集客を目指せるでしょう。
ユーザーとの間に信頼関係を築くことができる
ユーザーとの間に信頼関係を築くことができるのも、オウンドメディアマーケティングのメリットです。
オウンドメディアは、自社で自由に発信する内容やコンテンツを変更できるので、商品の世界観やユーザーのニーズに合わせた運営が可能です。
ユーザーのニーズに合った商品やサービスを発信できれば、ユーザーとの間に信頼関係が生まれるでしょう。
また、ユーザーとの信頼関係が生まれることで、そのユーザーは継続的に商品やサービスを利用してくれます。
さらに信頼関係が生まれたユーザーは、商品やサービスを自然とシェアしてくれるので、より多くの集客を見込めます。
SNSとは違って資産になる
オウンドメディアはSNSと違い、Web上に残り続ける大切な資産となります。
ユーザーが求めるコンテンツは、定期的なSEO対策を行うことで半永久的に集客を行うことができます。
そのオウンドメディアに掲載されたコンテンツや、集客したユーザー情報は重要な資産です。
アクセス数が伸びたコンテンツや、多く集まったユーザー層などを分析することで、さらに高品質なコンテンツを作成できるでしょう。
広告費を削減できる
広告費を削減できることも、オウンドメディアの大きなメリットです。
オウンドメディアでコンテンツを発信することで、広告費をかけずに情報をユーザーに届けられます。
また、オウンドメディア自体が広告の役割を果たすため、新商品やキャンペーンなどの発信もオウンドメディアで完結できます。
安定した集客ができているオウンドメディアであれば、新商品やキャンペーンの掲載だけで多くのユーザーに周知することが可能です。
オウンドメディアマーケティングのデメリット
ここでは、オウンドメディアマーケティングのデメリットをご紹介します。
デメリットをしっかりと把握することで、トラブルや問題が発生した場合でもモチベーションを下げずに運営できます。
継続的な運用が難しい
継続的な運用が難しいことは、オウンドメディアのデメリットといえるでしょう。
オウンドメディアで高品質な運営を行うためには、定期的なコンテンツの発信が必要です。
また、オウンドメディアの運営を初めてすぐは、日々のデータ収集と分析・改善を積み重ねる必要があるでしょう。
オウンドメディアで安定した集客を得るまでには最低でも3ヶ月、長くて1年の期間が必要になります。
そのため、オウンドメディアを継続的に運用するためには、しっかりとした目的と計画を組み立てることが重要です。
安定した集客が発生するまでは、忍耐と努力を忘れず、モチベーションを下げないようにしましょう。
正しい知識を持つ人材が少ない
オウンドメディアに関する正しい知識を持っている人材が少ないことも、デメリットの1つです。
オウンドメディアを立ち上げようとしても、従業員の中にオウンドメディアに関する知識を持っている人が少ないことがほとんどです。
また、オウンドメディアに関する知識があっても、実際の運営で結果を出せる人材かどうかはわかりません。
もし社内の従業員の中に、オウンドメディアに関する正しい知識を持つ人がいない場合は、外部の業者に依頼することをおすすめします。
- オウンドメディアの制作会社
- オウンドメディアの戦略を提案できるコンサルティング会社
- オウンドメディアの記事の執筆を専門とする記事制作会社
自社のオウンドメディアの目的や、導入の背景に合った外部の業者を正しく選択しましょう。
オウンドメディアマーケティングの際の重要なポイント
ここでは、オウンドメディアマーケティングの際の重要なポイントをご紹介します。
この章でご紹介するポイントを踏まえながら、オウンドメディアで効率的に集客しましょう。
オウンドメディアの作り方を説明した記事もあわせてご確認いただくと、理解が深まるため参考にしてください。
目的と成果指標を設定する
オウンドメディアの目的と成果指標の設定は、オウンドメディアマーケティングにおいて重要なポイントです。
オウンドメディアの運用では、売上の向上などの「目的」を達成できたかどうかが重要です。
「自社のオウンドメディアを通して解決したいことは何か」
「どのようになれば問題を解決できたといえるのか」
このように、オウンドメディアを活用することでの目的を設定する必要があります。
目的や成果指標を設定せずにオウンドメディアを運営すると、最終的な目的が定まっていないため、結果の数値が伸び悩んでしまうでしょう。
上記のような問題を防ぐためにも、オウンドメディアを運営する際は最終的な目的と成果指標を設定しましょう。
また達成基準となる成果指標は目的によって様々ですが、下記のような例があげられます。
- 新規ユーザー数
- 会員登録数
- リピーター数
- 指名検索数
達成基準となる成果指標を設定することで、目的に対する基準が明確化されます。
このように、オウンドメディアを運営する際は「最終的な目的」と「目的に紐づく成果指標」を設定することが大切です。
目的のための戦略を組み立てる
オウンドメディアを運営する最終的な目的と成果指標が設定できたら、戦略を組み立てましょう。
オウンドメディアの戦略は、業種や従業員数、運用予算などによってさまざまです。
しかし、オウンドメディアの戦略設計には共通する2つの考え方があります。
- フェーズ(局面)を分けて考える
- 必要なことと必要ではないことを決定する
まずオウンドメディアの目的までの流れを、いくつかのフェーズに分けて考えることが大切です。
フェーズに分けて戦略を立てることで、各フェーズに成果指標・目的を設定し、明確にできるでしょう。
各フェーズの成果指標が明確になれば、運営担当者のモチベーションも向上し、スムーズなオウンドメディアの運用を行えます。
また、オウンドメディアの戦略設計を行う際には、必要な施策の決定だけでなく、必要ではない施策を削ることが重要です。
どのようなオウンドメディアであっても、従業員のスキルやコスト、時間は限られています。
限られたスキルやコスト、時間を効率的に活用するためには、必要ではない施策や工程の削減は大切なことでしょう。
必要ではない施策や工程を正しく把握し削減することで、効率的で的確な戦略設計が可能になります。
運用体制を整える
オウンドメディアの戦略設計を終えたら、運用の体制を整えましょう。
戦略設計で必要になった施策や工程を、問題なく運用できる体制を整えます。
オウンドメディアの運用にはさまざまな工程があるので、多くの時間が必要になるでしょう。
- オウンドメディアのテーマの設定
- キーワードの調査・選定
- コンテンツの制作体制の構築
- コンテンツ制作フローの構築
- コンテンツ設計・企画
- コンテンツ作成
- 定期的なメンテナンス
この他にも、従業員のコミュニケーションフローの設定や、定期会議のスケジュールなどがあります。
前段階で立てた戦略設計が正しいかどうかは分からないので、戦略設計を実行できる体制を全力で整えることが重要です。
実際にオウンドメディアを運用してから問題や不備があれば、戦略設計を再度見直しましょう。
データの集計と分析を行う
オウンドメディアの立ち上げ初期段階では、定期的なデータ集計・分析を繰り返す必要があります。
すぐに結果が出ないことがほとんどなので、地道な努力が必要になるでしょう。
社内でのオウンドメディアの運営に限界がある場合は、外部の業者の利用をおすすめします。
外部の業者であれば、オウンドメディアに関する経験や知識が豊富なので、企業の目的に合った戦略設計を提案してくれるでしょう。
結果に対する改善を行う
実際にオウンドメディアを運営しデータの集計・分析を終えたら、随時改善を行いましょう。
繰り返し分析と改善を行うことで、より高品質なオウンドメディアを運営できます。
最初に設定した目的に対して実際の数値が足りていない場合には、問題の分析と対策を行う必要があるでしょう。
また最初に設定した目的が、オウンドメディアの運営を担当する従業員の知識やスキルに合っていない可能性も考えられます。
その場合は目的を再度設定し直すか、外部の業者を利用することで改善できるでしょう。
また、現状のオウンドメディアの費用対効果を調べてどれほどの利益が出ているのか確認することも大切です。
オウンドメディアマーケティングまとめ
今回は、オウンドメディアマーケティングの基礎知識や活用方法を具体的に解説しました。
またオウンドメディアのメリットや、実際の成功事例もご紹介しました。
オウンドメディアの運営を長期的に継続して行うためには、下記のポイントを抑えておきましょう。
オウンドメディアを運用する際には、最初に目的を明確にし、正しい戦略を組み立てながら、地道な分析と改善を行いましょう。
しかし、オウンドメディアの運用には、正しい知識や専門的なスキルが必要になります。
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