2023.3.22 SEO

SEOはページ数が多いほど有利なの?インデックス数とSEO効果を徹底解説

SEOはページ数が多いほど有利なの?インデックス数とSEO効果を徹底解説

インデックス数がたくさんないとSEOで不利だって聞いたけど本当?

検索上位をとるためにはどれくらいのページ数が必要なのかな?

オウンドメディアでの運営では、メディアに追加する記事の数に悩む担当者の声をよく聞きます。

実際にメジャーなキーワードで検索上位を占めるサイトは、記事数も軽く1000を超えている大型メディアであることが多いです。

しかし、少しニッチなジャンルやマイナーなキーワードの検索結果では、記事数30にも満たない小型メディアが上位にいることも事実です。

そこで本記事では、SEOとページ数の関係について初心者にもわかりやすく解説します。

また、ページ数が少なくても上位表示できる方法や、やってはいけないページ数の増やし方といった他にはない貴重な情報もあります。

自社メディアのページ数の設定に悩まれている方は、ぜひ参考にしてください。

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監修者

株式会社フラップネクスト 代表取締役

山崎 翔太朗

株式会社ウィルゲートに新卒入社。コンテンツマーケティングの商品開発チームリーダーを担当。 その後、株式会社DeNAでメディア責任者を経験。2018年1月に独立しフラップネクストを創業。 得意領域はSEO流入をメインとしたオウンドメディア構築。B2BのSEO施策にも精通。SEO業界歴10年以上。趣味は釣り。 StockSun認定パートナー

経歴

  • 2012年4月-株式会社ウィルゲート
  • 2016年4月-メディア事業の法人新規営業/SEOコンサルタント/オウンドメディア構築パッケージ商品開発
  • 2016年5月-株式会社ディー・エヌ・エー
  • 2018年12月- キュレーションメディアcutaのプロデューサー/編集体制構築・SEO施策の実行・アフィリエイト、タイアップ広告などのマネタイズ施策の実行/大手出版社に常駐し新規ウェブメディアの立ち上げ
  • 2018年1月-株式会社フラップネクスト創業
  • 現在-オウンドメディア立ち上げ支援/SEOコンサルティング/記事制作代行/SEOツールの開発・販売/フィットネス関連メディアの運営

支援実績

大手出版社
HR系SaaS企業
不動産会社
審美歯科
大手出版社
働く主婦向けメディアHR系SaaSのオウンドメディア
マッチングアプリ比較オウンドメディア
不動産投資オウンドメディア
審美歯科のオウンドメディア

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【事実】ページ数やインデックス数が多いサイトはSEOに強い

ページ数が多く、たくさんの記事がインデックスされているメディアがSEOに強いのは事実です。

SEOに強くなる理由は4つあります。

SEOに強くなる理由1.ページ数の分だけ流入があるから

ページ数が多くなると、ユーザーが自社メディアを閲覧する頻度が上がります。

ユーザーがページを訪れることをページビュー(PV)といい、ページ数が多いほどPV数は上がります。

サイトの集客記事は、1ページそれぞれが入り口です。

入り口の数が多ければ、それだけお客さんがたくさん入ってくることができるため、PV数が増えます。

仮に1ページの平均PV数が1日10件だったとすると、サイト全体では表のように差が出ます。

【ページ数の流入数の関係】

サイト全体のページ数 1日のサイト全体のPV数 1か月間(30日)のサイトのPV数
10 10×10=100 3,000
100 10×100=1,000 30,000
500 10×500=5,000 150,000

1ページあたりのPVが同じなら、ページ数が多いほどサイト全体のPV数は大きくなることがわかります。

1ページあたりのPV数とページ数は積算になるので、ページ数を増やす効果は非常に高いのです。

たくさんユーザーが訪れているサイトは、検索エンジンも価値が高いサイトだと判断して、高い評価を付けます。

その結果、SEOで有利になり検索上位を取りやすくなります。

SEOに強くなる理由2.たくさんのキーワードをカバーできるから

ページ数を多くすれば、それだけカバーできるキーワードの種類が多くなります。

SEO記事では、通常1ページで対策するキーワードは1つで、関連キーワードを含めても3〜5個程度のキーワードをカバーするのがやっとです。

ページ数を増やすことで、1つのページではカバーしきれなかったほかのキーワードに関する情報を、別のページで提供できます。

するとサイト全体の情報量も増えて、網羅的に情報をカバーできることになり、訪れた読者の満足度も上がります。

また、より多くのキーワードを対策できるということは、さまざまな悩みや検索意図を持ったユーザーにアプローチできるチャンスがあるということです。

対策しているキーワードそれぞれで上位表示できれば、ユーザーの大量獲得も可能です。

ページ数が多いことは情報の網羅性でも有利になり、幅広いユーザーの悩みに応えられるので、SEO上でも非常に有利になります。

SEOに強くなる理由3.内部リンクでユーザーの長時間滞在が可能になるから

ページ数が多いとSEOに有利

ページ数が多いと関連情報が増えていきます。

読者がある悩みでサイトを訪れてあなたの記事を読んだ結果、新たな疑問が生まれたとします。

その疑問を解決できる記事を紹介するリンクがあれば、気になった読者は次にそのページを読んでいくでしょう。

このようにページ数が多ければ、関連するさまざまな情報の記事を提供することが可能です。

関連する記事同士を内部リンクでつなぎ、ユーザーがサイト内のいろいろな記事を読んでいくことで、サイトの滞在時間が長くなります。

検索エンジンは、ユーザーのサイトの滞在時間を計測し、滞在時間が長いサイトを情報量の多い有益なサイトと判断しています。

ページ数を多くして、内部リンクをたくさん設けて読者を引き付けることで、SEOで有利になるのです。

SEOに強くなる理由4.ドメインパワーが強くなるから

ドメインパワーもページ数が多いほうが強くなります。

ドメインパワーの評価基準
  • 権威性の高いサイトからの被リンク
  • 検索順位の付いているページの数

ページ数が多くなれば、それだけ順位の付いているページが多くなり、被リンクをもらえる可能性も高くなります。

サイトのドメインパワーが強くなると、追加した記事のインデックスが早くなったり、クローラーの巡回頻度が上がることが知られています。

また、同じレベルのコンテンツがあった場合、ドメインパワーの強いサイトのコンテンツのほうが高い評価を受けます。

ページ数の多いサイトはドメインパワーが強いことが多く、SEOに強いのが特徴です。

コンテンツの質が高ければページ数が少なくても上位表示できる?

ページ数が少なくても上位表示できる

ページ数が少なければ絶対に検索上位がとれないということはありません。

キーワードを工夫して、ユーザーのためになるコンテンツが作成できれば、ページ数が少なくても上位表示できます。

キーワードによっては可能

キーワードの選び方によっては、10ページ程度の小さなサイトの記事でも、検索結果で上位表示が可能です。

上位がとれるキーワード
  1. ニッチなジャンルで競合が少ない
  2. ロングテールキーワード
  3. 検索数が少なく大手サイトが参入していない

ページ数の小さなサイトでも検索順位が取りやすいのが、ロングテールキーワードです。

ロングテールキーワードは、検索ボリュームが月間100〜1000くらいで、多くは3〜4単語でできたキーワードになります。

最初は検索ボリューム100〜500未満のキーワードを狙っていき、そこで上位表示を目指します。

このような検索数の少ないキーワードでは獲得できるユーザー数が少ないため、大手サイトは狙っていないことが多いです。

強い競合が少ないため、開設してから日の浅いページ数の少ないサイトでも検索上位が取りやすくなっています。

ページ数の少ないサイトで上位表示を狙うなら、ロングテールキーワードでニッチな市場を狙いましょう。

ページ数よりユーザーファースト

ページ数が少なくても、ユーザーの役に立つコンテンツであれば、検索上位がとれることがあります。

検索エンジンの評価は、年々量より質を重視する傾向が強まってきています。

ページ数を気にするよりも、ユーザーのためになる最高の1ページを作り上げるほうがSEO効果は高いです。

記事のユーザーファーストとは
  • 読者の悩みを解決している
  • 情報に過不足がない
  • 独自情報が入っている
  • 根拠のある情報である
  • 最新の情報である

ユーザーが検索を行うときには、必ず解決したい悩みや知りたい答えがあります。

その答えを適切に提供できていれば、ページ数に関係なく上位表示されます。

【キーワードによって異なる】必要なページ数は何ページ?

必要なページ数

サイト全体のページ数がどれくらいあれば上位表示されるかは、キーワードによって異なります。

ここでは必要なページ数の見極め方とそのためのリサーチ方法を解説します。

狙っているキーワードの上位サイトのページ数を基準にする

あるキーワードで上位表示をさせるために必要なサイトのページ数は、すでに上位表示されているサイトのページ数を知ることで推測できます。

傾向としてはメジャーなキーワードや、売上に繋がりやすいキーワードほど、上位サイトのページ数は増えていきます。

ユーザーニーズが限られるニッチなキーワード、検索数の少ないキーワードほど、個人サイトなどのページ数の少ないサイトでも上位になれることが特徴です。

競合サイトのページ数を調べるときは、実際に対策したいキーワードでGoogle検索をかけて、上位サイトのページ数を1サイトずつ確認します。

最低でも上位5記事、メインにしたいキーワードなら上位10記事くらいの競合サイトのページ数を調べましょう。

例えば、「SEO 外部施策」で上位にいるサイトのページ数は以下の通りです。

1位:1150ページ
2位:237ページ
3位:280ページ
4位:620ページ
5位:286ページ

上位5位のサイトの平均ページ数は515ページ、200ページ台のサイトが3件あるので、最低でも200ページ以上は必要だと推測できますね。

サイトの立ち上げ時には、最初に対策したい複数のキーワードで上位サイトの記事数を確認し、当面の目標とするページ数を算出しましょう。

競合サイトのページ数を把握する方法

ライバルとなるサイトのページ数を把握する最も簡単な方法は、Google検索で調べる方法です。

YahooでもGoogleの検索アルゴリズムを使っているため、同様に調べられます。

検索窓に「site:調べたいサイトのドメイン名もしくはサイトトップページURL」を入れて検索します。

検索結果の左上に件数が表示され、その数字がおおよそのサイトページ数になります。

サイト全体のページ数ではなく、オウンドメディアのブログ記事部分だけを見たい場合は、サブディレクトリを使いましょう。

site:サブディレクトリ名.ドメイン名というように、ドメイン名の前にサブディレクトリ名を入れます。

もしくはサブディレクトリまで含めたURLで検索をかけます。

検索で調べられるのはインデックスされているページ数のみになるので、サイトの実際のページ数とは若干異なります。

しかし、目安として把握するには十分なので、この方法で調べた結果をもとに目標のページ数を設定しましょう。

SEOに強くなるページ数の増やし方

SEOに強くなるページの増やし方

ページ数は単に増やしただけでは、SEO効果が見込めません。

インデックスされやすく、サイトの評価を上げるページを追加していくことが大切です。

ここではSEOに効果的なページ数の増やし方を解説します。

ユーザーの疑問に答える質の高いコンテンツを増やす

近年のSEOは、検索エンジン対策のテクニカルなものよりも、コンテンツ内容を重視する傾向があります。

ページ数を増やすことも大切ですが、何よりも優れたコンテンツ内容にすることが重要です。

ユーザーの質問に答える質の高いコンテンツは3つの特徴を持っています。

  •  タイトルが魅力的で、記事内容と一致している
  • 読者がコンテンツ内容に満足し、検索に戻らない
  • 他の記事にない情報がある

すでに検索上位にいる記事は、どれも情報に網羅性がある質の高い記事ばかりです。

そこに参入していくためには、すでにある記事以上の付加価値が必要です。

アプローチを変えたり、独自のストーリー性を持たせるなど、工夫をして読者の興味を引きましょう。

オウンドメディアで読まれるコンテンツのタイプは、大まかに分けて4種類です。

読まれやすい記事の種類
  1. ハウツー記事
  2. ニュース記事
  3. ケーススタディ記事
  4. ストーリー記事

ハウツー記事は、商品やサービスの使い方や選び方をはじめ、「業界の人間はこんなふうに使っている」といった説明の記事になります。

ニュース記事は、最新アイテムや新しいサービスのレビューなどをいち早く詳細に発信できると、質の高い記事として評価されやすくなります。

ケーススタディは、実際に自社で行ったサービスの成果や、トラブルの解決例などです。

ストーリー記事はほかの3つと少し方向性が違い、商品開発の苦労話や、自社の取り組みについてなど、読者の認知を広げるものが中心になります。

上位表示を狙うページを増やすなら、この4つの記事タイプをうまく利用しながら、質の高いコンテンツを作っていきましょう。

適切なキーワード選びをする

キーワード選択はSEOにとってもっとも重要な戦略です。

順調にアクセス数を増やすためには、ページをただ増やすのではなく、検索上位を取りやすいキーワードを狙い打ちしていくことが求められます。

キーワードには、読者の悩みや欲求が強く反映されます。

例えば、介護のために家のリフォームを検討している人がいるとしたら、どのような検索ワードになるでしょうか?

「リフォーム 介護」で調べることもあるでしょう。

さらに、お風呂や 階段、トイレというようにリフォームしたい場所を検索キーワードに入れるかもしれません。

すると検索キーワードは「リフォーム 介護 トイレ」となり、より具体的にニーズが現れます。

また、車いすなど利用する場面を入れたり、費用がどれくらいかかるのか知りたい人もいます。

検索キーワードはさらに絞り込まれ、「リフォーム 介護 トイレ 費用」と、先程より知りたいことが明確になりましたね。

こうして3〜4語で構成された、ニーズが明確なキーワードをロングテールキーワードまたはスモールワード(スモールキーワード)といいます。

スモールワードでたくさんの記事を作ってページを増やしていくと、各ページに検索順位を付けやすく、サイトの評価を上げることができます。

読者のことを考えながら、キーワードを細かく絞り込んでいく作業を根気良く行い、検索上位のとれるページを増やしていきましょう。

関連情報をまとめて内部リンクやタグでまとめる

ある程度コンテンツが溜まってきたら、関連記事同士を内部リンクやタグでまとめていくことも、効率よくSEOをしていく上で重要です。

内部リンクでは、サイト内のページ同士がリンクで繋がれ、ユーザーはリンクに誘導されてサイト内のさまざまなページを訪れます。

サイト内を回遊していろいろなコンテンツを見ることで、疑問や悩みを解決できるというわけです。

また、内部リンクにはユーザビリティの向上のほかにもSEO上のメリットがあります。

内部リンクのメリット
  • クローラビリティが上がる
  • 関連ページ全体で評価される

内部リンクで記事同士をつなぐと、クローラーはリンクを辿って新しいページに辿り着くことができます。

すると比較的早い段階で、新規記事のインデックスが行われ、検索順位が付きやすくなります。

関連記事同士を内部リンクでつなぐことは、検索エンジンからの評価を上げることも可能です。

すでにあるスモールワールドの検索上位記事を補足する内容の記事を書いた場合、新しい記事の順位は高くなりやすくなります。

また、既存記事も、内容が強化されたと判断されて順位を上げる可能性があります。

タグで既存記事をまとめることもSEOに有効です。

同じタグの付いたページに関連性を持たせることができ、一覧で表示できるようになります。

読者はタグでまとめられた情報を見て回ることで、知りたい情報を網羅的に閲覧できます。

記事の更新を定期的に行う

効果的にページを増やすためには、定期的なページ追加や更新が必要です。

最初に一気にページを作ってアップしたら終わり、ではSEO効果が得られません。

サイトに定期的にコンテンツをアップすると、以下のメリットを得られます。

定期的に更新するメリット
  • 記事の評価が付きやすくなる
  • ユーザーが定期的に見に来てくれる
  • コンテンツが豊富になる

検索エンジンは、新しい記事ほど最新情報が含まれていると判断するため、新しいページが常にあるサイトを評価します。

サイトの更新頻度が高いとクロール頻度も上がり、新規ページのインデックスも早くなる傾向です。

ユーザー目線で考えても、定期更新はメリットが多くなります。

定期的に新しいコンテンツが更新されている企業のサイトは信頼感も大きくなるのが利点です。

また、ユーザーがサイトのファンになって「何か新しい情報が出ていないかな」と定期的に閲覧してくれることも期待できます。

一方で、サイトの更新頻度を気にしすぎて、質の低い記事が多くなりやすいことに注意が必要です。

サイトの更新頻度が高いからといって、それだけで検索順位が上がることはありません。

質の低い記事を毎日更新するよりも、月に1度すばらしい内容の記事をアップするほうがSEO効果は高くなります。

更新される記事の品質があってのことなので、無理に更新頻度をあげるよりも、記事品質にこだわりましょう。

古いページは削除やリライトをする

期限切れの情報が記載された古いコンテンツや初期の頃の質の低いページは、削除するかリライトを行います。

サイトのページを増やしたいなら、あまりにも質の低すぎるページ以外は、削除はせずにリライトで対応していくのがベターですね。

リライトのやり方は2種類あります。

  •  同じキーワードで新しい記事を作って301リダイレクトする
  • 公開している記事の内容を1部変更したり新情報を追加する

古い記事の記事品質が低い場合は、記事を丸ごと新しくするほうが手直しするより楽なので、リニューアルという形をとります。

古い記事は削除して301リダイレクトをすることにより、古い記事のSEO評価やインデックス情報などを引き継ぐことができます。

もともと上位記事だったページが、情報が古くなって順位が右肩下がりになっているときは、情報の1部変更や情報追加といったリライトでも十分です。

古い記事のリライトを行うことで、サイトは常にブラッシュアップされ、検索エンジンからの安定した評価が得られます。

【やめよう】ページ数を増やしても意味のない行為

やってはいけないページ数の増やし方

とにかくページ数を増やそうとして、意味のないページの追加をするとSEOでマイナス評価を受けることがあります。

やらないほうがいい、悪いページの増やし方をご紹介します。

ページ分割

見出しごとにページを作り、1項目読み進めるたびに<次のページ>をクリックするコンテンツがあります。

この方法はページネーションといって、長過ぎるコンテンツに対して用いられる方法です。

通常のブログ記事などでは、使う必要はありません。

ページ分割のデメリット
  • 1ページの内容が薄くなる
  • 読者が離脱しやすくなる
  • 順位が下がるおそれがある
  • 2ページ目や3ページ目に順位がつく

4000文字の記事を2ページに分割すると、1記事は2000文字となり、内容も中途半端なところで切れてしまいます。

するとGoogleは、内容の薄いコンテンツと評価して、順位を下げるかインデックスをしない判断を下します。

読者もいちいちクリックしないといけなくなるので面倒になり、次のページを読まずに検索に戻ってしまうこともあるでしょう。

検索結果の順位付けにも問題がでます。

1ページ目に商品の前提知識や歴史背景などがあり、2ページ目で具体的な使い方や選び方が書かれる形で分けたとします。

すると2ページ目の情報のほうが価値が高いので、1ページ目を無視して2ページ目だけだけがインデックスされて順位がついてしまうこともあります。

すると読者は2ページ目から読むことになり、「なんだかよくわからない」となって検索に戻るでしょう。

ページ数を増やすためだけのために、無駄にページを分割してはいけません。

内容の薄いページを量産

とにかくページ数が多ければよかった昔のSEOでは、内容のほとんどない、数百字にも満たないページをアップしてページ数稼ぎをしていました。

現在のSEOでは、品質の低いコンテンツがサイト内にあると順位を落とすことにつながるため、適当な記事を書いてアップしてはいけません。

評価を落とす記事の特徴
  1. 文字数が少なすぎる
  2. サイトの本質とずれている
  3. タイトルと内容にずれがある
  4. 自動生成されたページ

サイトページの文字数が少なすぎる記事はやめましょう。

一般に、SEO記事に必要な文字数は1000文字以上といわれています。

検索上位を狙うなら、同じキーワードで上位表示をしているサイトの平均文字数くらい書くことが望ましいです。

ほかにも、社員旅行に行ったとか、従業員のランチの記事など、サイトの本質とずれた内容の記事も好ましくないです。

このような会社の雰囲気や従業員の人となりを示すものはSNSで行い、サイトでは商品開発の様子やサービスについての濃い内容のコンテンツを作りましょう。

質の高い記事は簡単には作れませんし、文字数も膨大になります。

ユーザーの疑問や悩みを解決するには、内容をしっかり吟味して、時間をかけて調査を行わなければなりません。

とても大変なことなので、早くページを増やしたいときには、簡単な内容のコンテンツに逃げがちです。

しかし、内容の薄いコンテンツではページを増やす意味がありません。

ページを増やすスピードはゆっくりでもいいので、質の高いコンテンツを作っていきましょう。

コンテンツ内容の重複

サイト内にコンテンツの大部分が同じページがいくつもあるのも問題です。

例えば、「地域名+サービス名」で地域名だけ変えて、サービスの紹介内容が全く同じという場合です。

同じジャンルの商品を、商品名だけ変えて同じように紹介していることもあります。

このようなページは、質が低いというだけでなく、コピーコンテンツ違反を受けるおそれがあります。

重複コンテンツのデメリット
  • 重複と判断されるとインデックスされない
  • スパムサイトだと判定される
  • 順位が下落する

検索上位がついた記事をもっと増やそうと、似たような内容でページを増やしていくこともコンテンツ内容の重複になります。

また、サイト内のテキスト量を増やすために、全ページに同じ文章(定型文)を入れることも重複行為と判断されやすいです。

安易なコンテンツ追加でサイトページを増やさないことはもちろんですが、意図せずにコンテンツ内容が重複しないように注意しましょう。

質の高いページを増やしてSEOに強いサイトを作ろう

品質の高いページを増やそう!

サイトのページ数とSEO評価には関連性があり、ページ数の多いサイトがSEOで強くなることは事実です。

だからといって質の低いコンテンツを量産しても、サイトの評価は上がるどころか、ペナルティを受けるおそれがあります。

  •  目標のページ数は競合サイトを目安にしよう
  • ユーザーファーストのコンテンツを増やす
  • キーワード選びにこだわる
  • 内部リンクやタグを活用する
  • 記事の更新は定期的にコツコツと
  • 古いページはリライトで上位記事へ

コンテンツの品質が高ければ、ページ数が少なくても検索上位を獲得できます。

SEO集客では、サイト全体のページ数を意識しつつ、個々のコンテンツ内容を濃いものにするように心がけましょう。

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    • 2016年4月-メディア事業の法人新規営業/SEOコンサルタント/オウンドメディア構築パッケージ商品開発
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