2024.2.15 SEO

コンテンツマーケティングとSEOの違いとは?それぞれの意味や目的を紹介

コンテンツマーケティングとSEOの違いとは?それぞれの意味や目的を紹介

「SEOとコンテンツマーケティングの違いが理解できない」といった疑問を抱えていませんか?

SEOとコンテンツマーケティングは混同されがちですが、両者はまったくの別物です。それぞれの違いを理解しないまま施策に取り組むと、思わぬ弊害が生じる恐れもあります。

本記事では、コンテンツマーケティングとSEOの違いや、両者の混同による弊害などを詳しく解説します。

SEOとコンテンツマーケティングの違いを理解できていない人はぜひ参考にしてください。

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監修者

株式会社フラップネクスト 代表取締役

山崎 翔太朗

株式会社ウィルゲートに新卒入社。コンテンツマーケティングの商品開発チームリーダーを担当。 その後、株式会社DeNAでメディア責任者を経験。2018年1月に独立しフラップネクストを創業。 得意領域はSEO流入をメインとしたオウンドメディア構築。B2BのSEO施策にも精通。SEO業界歴10年以上。趣味は釣り。 StockSun認定パートナー

経歴

  • 2012年4月-株式会社ウィルゲート
  • 2016年4月-メディア事業の法人新規営業/SEOコンサルタント/オウンドメディア構築パッケージ商品開発
  • 2016年5月-株式会社ディー・エヌ・エー
  • 2018年12月- キュレーションメディアcutaのプロデューサー/編集体制構築・SEO施策の実行・アフィリエイト、タイアップ広告などのマネタイズ施策の実行/大手出版社に常駐し新規ウェブメディアの立ち上げ
  • 2018年1月-株式会社フラップネクスト創業
  • 現在-オウンドメディア立ち上げ支援/SEOコンサルティング/記事制作代行/SEOツールの開発・販売/フィットネス関連メディアの運営

支援実績

大手出版社
HR系SaaS企業
不動産会社
審美歯科
大手出版社
働く主婦向けメディアHR系SaaSのオウンドメディア
マッチングアプリ比較オウンドメディア
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コンテンツマーケティングとSEOの違い

SEO対策は、複数あるコンテンツマーケティングの手段のうちの一つであり、両者は別物です。

SEO対策は、複数あるコンテンツマーケティングの手段のうちの一つ

より詳細な違いをまとめると、以下のようになります。

項目 コンテンツマーケティング SEO
目的 コンバージョンの促進 検索エンジンでの上位表示
効果 ブランド認知度向上、顧客ロイヤルティ向上、売上向上 流入数の増加、コンバージョン率向上
チャネル・コンテンツ ブログ、SNS、メールマガジン、ホワイトペーパー、動画など キーワードを意識したテキストコンテンツ

目的の違い

コンテンツマーケティングとSEOでは、目的が以下のように異なります。

項目 コンテンツマーケティング SEO
目的 コンバージョンの促進 検索エンジンでの上位表示
詳細 ユーザーのニーズを満たして信頼を獲得し、最終的に売上や利益に繋げる 検索エンジンからの流入数を増加させ、ウェブサイトの訪問者数を増やす

コンテンツマーケティングの目的は、コンバージョンの促進です。

たとえば、SNSやメールマガジンなどのプラットフォームを使い、ユーザーのニーズを満たす情報を提供することで、最終的に商品やサービスへの成約を目指します。

一方、SEOは検索エンジンの上位に自社サイトを表示させることが目的です。

もちろん検索エンジンでの上位表示によってコンバージョンの促進にはつながるものの、SEO(Search Engine Optimization)を日本語にすると「検索エンジン最適化」です。

間接的にコンバージョンの促進を目指しているともいえますが、言葉の意味に基づくなら上位表示のみが目的となります。

効果の違い

コンテンツマーケティングとSEOによる効果には、以下のような違いがあります。

項目 効果 詳細
コンテンツマーケティング ブランド認知度向上 良質なコンテンツの発信により、潜在顧客に自社や自社商品・サービスを知ってもらえる
顧客ロイヤルティ向上 顧客にとって価値のあるコンテンツを提供することで、顧客との信頼関係を構築し、ロイヤルティを高められる
売上向上 顧客が自社や商品・サービスを信頼することで、購買意欲が高まり、最終的に売上向上につながる
SEO 流入数の増加 検索エンジンでの上位表示により、サイトへの流入数が増加する。より多くの人に自社や自社商品・サービスを知ってもらえる
コンバージョン率向上 顧客のニーズに合致したコンテンツの提供により、コンバージョン率を高められる

コンテンツマーケティングは、良質なコンテンツを継続的に生み出すことで、幅広いユーザー層へアプローチし、ブランディング効果を実現します。

一方、SEOは検索エンジンで上位表示を獲得することで、購買意欲の高いユーザーへのアプローチを実現し、コンバージョン率の向上につなげます。

SEOは、直接的にブランディング効果をもたらすわけではありません。しかし、検索エンジンで上位表示されることで、企業やブランドの認知度を高める効果も期待できます。

チャネル・コンテンツの違い

コンテンツマーケティングとSEOにおける、チャネル・コンテンツの違いは以下のとおりです。

項目 コンテンツマーケティング SEO
チャネル・コンテンツ ブログ、SNS、メールマガジン、ホワイトペーパー、動画など キーワードを意識したテキストコンテンツ
詳細 顧客ニーズに合わせた多様な形式のチャネルやコンテンツを活用できる 検索エンジン向けに最適化されたコンテンツのみが対象となる

コンテンツマーケティングのチャネルは、メールマガジンやSNS、動画など多岐にわたります。SEOで扱うテキストコンテンツも、このなかの一つという位置付けです。

対して、SEOのチャネルは検索エンジンのみです。ただし、チャネルが限られるからといってハードルが下がるわけではありません。検索エンジンを利用するさまざまなユーザーのニーズを捉え、コンテンツを作り込む必要があります。

コンテンツマーケティングとSEOを混同することで起こる弊害

コンテンツマーケティングとSEOは密接に関連していますが、それぞれのもつ目的や役割は異なります。

両者を混同してしまうと、以下のような弊害が起こります。

集客手段を検索エンジンに限定してしまう

コンテンツマーケティング=SEOとして施策を進めると、検索エンジンからの集客だけに注力してしまいかねません。

本来、コンテンツマーケティングにはさまざまな集客方法があります。

しかし、SEOのみに注力することで検索エンジン以外の集客手段を活かせなくなり、潜在顧客層を大きく限定してしまいます。

コンテンツマーケティングとSEOを混同しないためには、両者に大きな違いが出やすい、対象チャネルの違いの認識が必要です。

KPIが適切に設定できない

コンテンツマーケティングとSEOを混同すると、適切なKPIが設定できなくなります。

KPIとは、最終的な目標を達成するにあたって、施策による効果の計測や監視のために設定される数値です。

コンテンツマーケティングのKPIは、チャネル別に設定する必要があります。メールマガジンなら開封率、動画なら再生数など、設定すべきKPIはケースバイケースです。

一方、SEOのKPIはサイトへの流入数やコンバージョン率などです。コンテンツマーケティングとSEOそれぞれの目的と役割を理解し、KPIを適切に設定することで、効果的な施策につながります。

コンテンツマーケティングの一環でSEOに注力するメリット

コンテンツマーケティングの一部としてSEOに注力すると、以下のメリットがあります。

購買意欲が高い層に効果的にアピールできる

購買意欲の高い層が検索するキーワードを分析し、コンテンツに盛り込むことで、より効果的にターゲット層に対してアプローチできます。

顧客が求めている情報を把握し、ニーズに合致した質の高いコンテンツを提供することは、顧客のロイヤルティ向上に効果的です。

購買意欲の高い層に絞ってアプローチすることによって、効率的に成果を得られ、コンバージョン率の向上に繋げられます。

コンテンツが資産になる

SEO対策によって検索エンジンで上位表示されたコンテンツは、半永久的に自社に成果をもたらします。つまり、一度作成したコンテンツが自社の資産となるのです。

ただし、一度上位表示されたコンテンツでも、そのままにしておくと検索順位が下がる可能性があります。

コンテンツは資産となるものの、資産価値を維持するには定期的な更新が必要です。

費用対効果が向上する

SEO対策を実施することで、コンテンツマーケティングの費用対効果を高めることができます。

コンテンツマーケティングにおいて、質の高いコンテンツの作成と更新には時間とコストがかかりますが、SEO対策は長期的に効果が続く可能性があるためです。

検索エンジン上での上位表示が維持されることで、コンテンツはいつまでもユーザーから閲覧されます。

SEOで安定した成果が出れば、ランニングコストがかかる宣伝広告費をカットすることにもつながるでしょう。

コンテンツマーケティングでSEOだけに注力するデメリット

SEOはコンテンツマーケティングにおいて有用な手段の一つですが、だからといってSEOだけに注力するのは望ましくありません。

コンテンツマーケティングでSEOだけに注力すると、以下のデメリットがあります。

成果がでるまで時間がかかる

SEO対策は、短期間で成果が出るものではありません。

検索エンジンの上位表示には、良質なコンテンツを継続的に制作し、被リンクを獲得するなど時間と労力が必要なためです。

また、短期集中で施策を進めたとしても、それが検索エンジンから評価されるまでには一定の時間がかかります。

コンテンツが上位表示されるまでに数ヶ月から数年かかる場合もあることから、長期的な視点で取り組む必要があるといえます。

短期での成果を求めたいのであればSEOだけに手法を絞らず、他のコンテンツマーケティングも検討すべきでしょう。

Googleのアップデートの影響を受けやすい

検索エンジン上のコンテンツは、Googleアップデートの影響で検索順位が大きく変動する可能性があります。

Googleは定期的にアルゴリズムをアップデートしており、コンテンツがGoogleの求める新しい基準に沿っているか否かで、検索順位に影響が出るためです。

つまり、SEOだけに偏ると、検索エンジンのアルゴリズムの変更がビジネス全体の安定性に悪影響を及ぼしかねない状況に陥ってしまいます。

自社のビジネスをGoogleのアップデートに左右されたくないのであれば、SEOコンテンツ以外にも注力しておく必要があるでしょう。

SEOとコンテンツマーケティングの違いをよく理解して集客力を高めよう

SEO対策は、コンテンツマーケティングの一つの手段であり、両者は別物です。

コンテンツマーケティングとSEOを混同すると、潜在顧客層を大きく限定しかねないうえ、適切なKPIが設定できず求める成果が得られないなどの弊害につながります。

また、コンテンツマーケティングでSEOだけに注力すると、ユーザーニーズを満たすコンテンツが作れない、Googleアップデートの影響で検索順位が変動しやすくなるなどのデメリットが生じます。

しかし、コンテンツマーケティングを理解したうえでSEOに取り組めば、購買意欲の高い層に対し効果的なアプローチができるでしょう。さらに、良質なコンテンツという資産を自社サイトに蓄積できます。

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    監修者紹介

    株式会社ウィルゲートに新卒入社。コンテンツマーケティングの商品開発チームリーダーを担当。 その後、株式会社DeNAでメディア責任者を経験。2018年1月に独立しフラップネクストを創業。 得意領域はSEO流入をメインとしたオウンドメディア構築。B2BのSEO施策にも精通。SEO業界歴10年以上。趣味は釣り。 StockSun認定パートナー

    経歴
    • 2012年4月-株式会社ウィルゲート
    • 2016年4月-メディア事業の法人新規営業/SEOコンサルタント/オウンドメディア構築パッケージ商品開発
    • 2016年5月-株式会社ディー・エヌ・エー
    • 2018年12月- キュレーションメディアcutaのプロデューサー/編集体制構築・SEO施策の実行・アフィリエイト、タイアップ広告などのマネタイズ施策の実行/大手出版社に常駐し新規ウェブメディアの立ち上げ
    • 2018年1月-株式会社フラップネクスト創業
    • 現在-オウンドメディア立ち上げ支援/SEOコンサルティング/記事制作代行/SEOツールの開発・販売/フィットネス関連メディアの運営
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