
オウンドメディア運用代行会社の選び方|サービス内容・費用を徹底解説

「自社でオウンドメディアを作ってみたものの、顧客の流入も少なく成約にもつながらないからアドバイスが欲しい」
「自社でもオウンドメディアを始めてみたいけども、何から手を付けていいのかまったく見当もつかない・・・」
このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
せっかくオウンドメディアを運営するのなら、成果が出るメディアをつくりたいですよね。
最短で成果を求めるならオウンドメディアの運用代行を依頼するのがおすすめです。
オウンドメディアの運用代行は、サイト構築や日々のメディアの運用管理を請け負ってくれます。
専門家のコンサルティングによって、売り上げに繋がるメディアの設計や、サイトの問題点を改善して顧客の獲得を増やすことも可能です。
そこで今回はオウンドメディアの運用代行について初心者にもわかりやすく解説します。
実際にオウンドメディア代行会社である弊社が担当した事例もご紹介しており、ほかの記事にはない貴重な情報があります。
自社のオウンドメディア運用代行を検討されている方は、是非参考にしてください。
オウンドメディア運用代行とは?サービス内容をご紹介
オウンドメディア運用代行のサービス内容は多岐にわたります。
企画戦略、調査分析、サイトの構築、コンテンツ作成、内製支援などそれぞれの業者によって得意分野が異なります。
依頼する前に、まずは自社が必要としているサービスが何かを明確にしておきましょう。
すでにあるオウンドメディアの改善・運営委託
オウンドメディアを作ったはいいけれど、この先の運用やブラッシュアップの方法がわからない場合によく利用されるサービスです。
すでにあるオウンドメディアを分析して改善点を洗い出し、コンテンツの質を高め、必要なコンテンツを追加してメディアの価値を上げていきます。
- 過去の運用実績の調査分析
- コンセプトやユーザー設定の見直し
- テクニカルSEO・UI設計によるリード改善
- 新コンテンツの追加
- コンバージョン導線の見直しなど
なんとかもっと集客できるメディアに成長させたいと思いつつ、施策が分からずに放置しているオウンドメディアがあるなら、代行会社に相談してみる価値があります。
新規オウンドメディアの設計と運用
まだオウンドメディアの立ち上げを検討中、もしくは既存のメディアを最初から構築し直したい場合もあります。
この場合は新規オウンドメディア立ち上げのサービスを利用するといいでしょう。
- コンセプト設計
- 市場調査・競合調査
- メディアサイトの立ち上げ
- 立ち上げ後の運用効果の追跡
- サイト管理とコンテンツの充実など
オウンドメディアの構築は、マーケティングの戦略や運用時のレギュレーションなど、多くの工程が必要です。
まったく知見のない状態から勉強してスタートするのは時間もかかりますし、成功するかもわからず不安になるでしょう。
代行会社に依頼すれば、立ち上げ後の運用や目的とする成果から逆算して構築してくれるため、企画から稼働までの時間が短縮できます。
成果評価も適切なツールを使ってきちんと評価されるので、不安もありません。
オウンドメディアの内製支援
将来を見据えて自社にオウンドメディア担当部署を立ち上げて、ゆくゆくは自社ですべてを行いたいと希望する場合には内製支援があります。
オウンドメディア内製型の運用代行は、コンサルティングの形をとることがほとんどです。
- 人材の確保や教育
- Webマーケティング研修の実施
- サイト設計のノウハウ提供
- SEO施策のサポート
- 調査分析の支援など
集客の要となる自社メディアの運用が、完全に外部に依存している状態では不安に思われるかもしれません。
内製化支援を利用することで、自社でメディア運用のノウハウを蓄積していき、最終的には自社だけでメディア運営で成果を出せます。
自社運用にすることで、より専門性が高く個性的なオウンドメディアに育てられることも利点です。
認知度を上げるための施策提案
サイトの認知度を上げるための施策のサポートやコンサルティングも運用代行会社のサービスになります。
- SEO効果の高い記事の作成方法
- 運用継続時のサイト改善アドバイス
- SNSを利用したバイラルコンテンツの提案
- オンライン広告・イベントなどの企画提案
- コンセプトやターゲットユーザーの見直し
オウンドメディアの認知度を上げるためには、多くのユーザーの目に触れるようにしなければなりません。
少しでも検索で見つけてもらうためのSEO施策やSNSでの拡散などのアドバイスがコンサルティングの中心になります。
また、正しいユーザーにアピールできているか、メディアのコンセプト設計やターゲットユーザーの設定から分析していくこともあります。
コンテンツの作成代行
コンテンツの作成代行は、オウンドメディアの運営に割ける社内のリソースが限られる場合に有効な手段です。
代行会社が予算に応じてオウンドメディアに追加するコンテンツを企画・作成してくれます。
自社でコンテンツを作成するよりも短期間でコンテンツを揃えることができるため、メディアの運用開始時には重宝するでしょう。
- 記事テーマや記事構成の検討
- SEO記事やインタビュー記事の追加
- 記事品質のチェック
- 成果の出ていない記事の書き直し
自社でコンテンツの追加や記事品質のチェックをするのが難しい場合に依頼されることが多いサービスです。
依頼すれば品質の高い良質なコンテンツを納品してもらえ、手間やコストが下げられます。
一方で、他社と似たようなコンテンツになりやすく、メディアに自社の個性を出しにくくなるマイナス面も存在します。
いくらかかる?オウンドメディア運用代行の費用相場
オウンドメディア運用代行の費用は、20万円程度から1,000万円を超えるものまでさまざまです。
相場費用はあくまで目安で、サービス内容やメディアの規模でも変わります。
たくさんコストを掛けたからといって、必ずしも素晴らしいオウンドメディアができるわけではありません。
適切なサービス内容と自社にあった費用感で始めることが大切です。
20万円以内
限られた予算の中で「とりあえず自社の集客サイトが欲しい」という要望があるときの相場です。
20万円以内で利用できるオウンドメディア運用代行では、受けられるサービス内容は限られます。
- コンテンツの作成代行(すでにサイトがある場合)
- サイトの立ち上げ(既存のデザイン)
- サーバー・WordPressの設定代行
- メディア運用と維持管理
簡単なコンセプト設計やユーザー設定などが無料サービスとしてついてくる場合もあります。
しかし、本格的なマーケティングの支援やSEO施策はないため、オウンドメディアとして成長させるのは難易度が高いでしょう。
また、サイト自体は作れても、コンテンツ用の記事などの中身は自社で作るか別料金で依頼しなければなりません。
すでにオウンドメディアが稼働していて、コンテンツの充実やサイトの維持管理だけを目的とするならこのくらいの予算でも十分可能です。
20万円~50万円
50万円程度まで予算が出せると、できることが増えます。
サイトの立ち上げでは、WordPressなど既存のCMSを使うところは変わりません。
それでもオリジナルデザインを使えるなど個性を出せます。
運用もただの維持管理ではなく、SEOの実施や毎月のデータ解析レポートがついてきたりして、より細やかなサポートが受けられるでしょう。
- 既存のメディアの改善
- サイトの立ち上げ(オリジナルデザイン)
- 運用やSEO施策のサポート
- コンテンツの作成代行(すでにサイトがある場合)
予算が20万円以内のときと比べて、洗練されたサイトが構築できます。
運用においても、オウンドメディアに必要な業務を一通り代行してくれるサービスです。
「オウンドメディア運営をまるごと代行してもらいたい」という要望がある場合はこの価格帯以上の予算を用意しましょう。
50万円~100万円
この価格帯になると、最初からオウンドメディアとして機能するコンテンツが充実したサイトを立ち上げられます。
SEOコンテンツやランディングページなどのコンテンツ制作も込みとなっていることがほとんどです。
そのためすぐにオウンドメディアとして運用できるでしょう。
- 既存のメディアの改善
- サイトの立ち上げ(オリジナルCMS)
- コンテンツ制作
- マーケティング支援
- 内製化支援
この価格帯以上になると、オウンドメディアの戦略設計、サイト構築、運用や改善の提案など本格的なコンサルティングが受けられます。
立ち上げから自社での運用になれるまでの間サポートしてもらう内製化支援も、この価格帯から可能です。
今後オウンドメディアに本腰を入れていきたいと考えている企業向けです。
100万円以上
本格的なオウンドメディアを構築し、早い段階から成果を求める企業向けのサービスが充実しています。
特にマーケティングでの支援が充実し、ブランディングや成果に直結する施策など、専門的なコンサルティングを売りにしている代行会社がほとんどです。
- 本格的なオウンドメディアの構築・運用
- 既存メディアの大幅リニューアル
- 既存のメディアの改善
- サイトの立ち上げ(オリジナルCMS)
- コンテンツ制作
- マーケティング支援
- 内製化支援
特にマーケティング戦略立案や、コンテンツも高品質になり、専門家の監修記事や取材記事なども依頼できます。
ユーザーのメディアへの流入や、サイト内の売上を上昇させたいなど、オウンドメディアで明確に達成すべき目標があるなら、思い切って予算をかけてみるのもいいかもしれません。
オウンドメディア運用代行のメリット
運用代行を利用してオウンドメディアを運営すると、自社だけで取り組むときには得られないメリットがあります。
自社のみで運用するよりも成果が上がりやすい
オウンドメディア運用代行やコンサルティングを利用すると、自社のみで運用したときと比べて早い段階で成果が上がることがメリットです。
オウンドメディアを運営するためには、サイト設計やマーケティングの知見など多くの知識が必要です。
社内に専門家がいなければ、右も左もわからない担当者が手探りで試行錯誤しなければなりません。
メディアの方向性や達成したい目標なども、専門知識がないと迷走しがちです。
これではなかなか成果にたどり着けないですよね。
オウンドメディアを立ち上げた以上、1日でも早く成果を上げたいもの。
成果が上がりやすくなるのは、オウンドメディア運用代行を依頼する際の非常に大きなメリットです。
自社にリソースがなくてもできる
新たにオウンドメディアでの集客をしたい、と思っても人材やノウハウが社内にないことが当たり前です。
たとえなんとかリソースを用意したとしても、オウンドメディア運営にはマーケティングやメディア分析、コンテンツ作成などの多くのリソースを使います。
サイトを立ち上げたものの、思った以上に手間がかかって負担に感じているメディア担当者さまも多いです。
運用代行会社に依頼すれば、負担になっていたリソースを浮かせることができます。
極端な話、交渉の窓口となる担当者が一人いれば、オウンドメディア運用ができてしまいます。
浮いたリソースでコア業務に集中できることも代行会社を利用する利点です。
企画や分析までコンサルタントに相談できる
オウンドメディアの運用を自社で行う場合でも、運用代行会社のコンサルティングや内製支援を受けると立ち上がりがスムーズです。
メディア運営には多くの専門知識が必要です。
メディア分析や企画、Webマーケティングの知識は独学での習得は難易度が高いため、指導を受けたほうが結果として早く成果をあげられます。
運用代行を活用すれば、オウンドメディアの運営をしていくうちに、プロのメディア運用を身につけられます。
オウンドメディアの内製化を目指しているのであれば、プロに相談してどんどん知識を吸収していきましょう。
会社選定に迷う際は、Webコンサル会社を比較紹介した記事をあわせてご確認ください。
オウンドメディア運用代行のデメリット
オウンドメディアの運用代行を依頼することはメリットが大きいです。
しかし、業者に運用代行を依頼するデメリットもあるので、注意して対策していきましょう。
費用がかかる
オウンドメディアの運用代行には安くない費用がかかります。
- サイトの構築費用
- 毎月の運用・管理費用
- コンテンツの追加費用
- コンサルティング費用
費用が高いからといって、自社でやればいいかというとそうでもありません。
オウンドメディアの運用は、自社でやったとしても人件費などのコストが発生するからです。
運用代行会社に依頼するのとどちらがコストダウンに繋がるのかよく考えて選びましょう。
毎月の運用やコンテンツの追加は、代行会社によってサービスの質や価格に大きな差があります。
費用が見合わないと思ったら、サービスの内容を再検討するか、ほかの代行会社を探してみるのもよい方法です。
期待したクオリティや結果が出ない
オウンドメディアの代行を依頼しても、思ったような成果が上がらない、できたメディアのクオリティに不満があるといった意見もあります。
このような原因としては以下の様なことがあげられます。
- お互いの意思疎通が不足していた
- 予算が足りず業者のレベルを落とした
- 運用代行会社の得意分野ではなかった
代行会社とのコミュニケーションが取れていれば、クオリティに不満が出ることは少ないです。
満足の行く結果を出すためには、自社の強みやサービス内容を運用代行会社に伝え、情報をしっかりと共有します。
また、質の高いサービスを受けるには、それなりのコストがかかることを覚悟しましょう。
成果を望むならそれなりの予算を確保しておくことも肝要です。
社内に経験が蓄積されない
代行会社にオウンドメディアの運用すべてを任せてしまっていると、ノウハウが代行会社に蓄積されるだけで、自社にメディア運用能力がつきません。
運用中のアクセス解析や成約率などのデータはもらえても、分析の仕方や施策は運用会社が社外秘としていることが多いからです。
最初のオウンドメディアの結果に満足して、次は自社で運用したいと思うこともあるでしょう。
その時に困らないためにも、代行会社に丸投げせずに自社でもメディアの分析や評価手法を学んでいきましょう。
また、最初から自社での運用を視野に入れて、内製化支援やコンサルティングを受けるのもおすすめです。
運用代行を賢く利用してオウンドメディアを運営しよう!
オウンドメディアの運用代行は、業者によって価格もサービス内容も違います。
賢く運用会社を利用して成果を上げるためには、サービス内容やメリット・デメリットを理解した上で、自社にあった運用代行会社を選ぶ必要があります。
運用代行会社に依頼できるサービス内容は以下のようになります。
- すでにあるオウンドメディアの改善・運営委託
- 新規オウンドメディアの設計と運用
- オウンドメディアの内製支援
- 認知度を上げるための施策提案
- コンテンツの作成代行
費用は運用するメディアの規模やサービス内容によって変わり、20万円以内から100万円以上まであります。
予算と依頼したい内容に合わせて運用代行会社を選択しましょう。
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